【中学受験】メンタル強化のコツは「回復力」です。

こんにちは。

中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で

うちの子は模試の成績が悪いと、
すぐに落ち込んじゃう…

という方はいませんか?

中学受験においては、
学力以上にメンタルの強さが問われますよね。

「子供が模試で悪い成績をとったとき、
どう励ましていいのかわからない…」

もちろん、励ますのも大事ですが、
それ以上に、「自分自身で立ち上がる力」、
つまり「回復力」をつけてあげるのが最高の選択肢です。

模試でどんなに悪い成績をとっても、
次の日から「よし、頑張るぞ!」と奮起できる子は、
「回復力」の強い子。

「回復力」があれば、試験本番でも必ず実力を発揮します。

本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が

  • メンタル強化のコツは「回復力」!
  • 超一流も実践する「回復力」

についてお話しします。

ぜひご覧ください。

メンタル強化のコツは「回復力」

励ます前に考えること

模試で悪い成績をとると、
すぐに落ち込んでしまう…

「また次頑張ればいいじゃない」

そのような励ましの言葉をかけても、
効果が薄い場合があります。

「でも、やっぱり僕はダメなんだ…」

失敗が連続することによって、
ネガティブ思考の渦にはまってしまっている場合があるのです。

そうした場合には、
励ましの言葉をかけるよりも前に、
「回復力」を高める習慣をつけさせるのを優先すべきです。

一時的に励ましの言葉をかけても、
その効果は決して長続きしません。

むしろ、「自分で自分を励ます力」
を訓練してあげることが大事です。

「回復力」を鍛えましょう。

「回復力が大事だってことはわかったけど、
じゃあどうやって鍛えたらいいの?」

実は、回復力トレーニングには、
アメリカの「ポジティブ心理学」という学派の
心理学者が研究してきた、科学的な方法が存在します。

今回の記事ではその中でも、
もっとも実践しやすい三つのトレーニングをご紹介します。

どれも、一つ実践するだけで
大きな効果が上がる強力なものばかりです。

  • 寝る前に「成功ノート」を書く。
  • 見方を変える訓練をする。
  • 「自己平均」を考えるトレーニングをする。

さあ、それぞれ詳しく見ていきましょう。

寝る前の「成功ノート」

「成功ノート」の作り方はシンプルです。

  • 一日の終わりに、
  • その日あった「良かったこと」を三つほど、
  • 専用のノートに書き留める

たったこれだけで、
お子さんの「回復力」は大きく高まります。

ポイントは、「夜寝る前」というところ。

私たちの意識の性質上、
睡眠直前に何を考えているかは、
1日の精神状態に大きく影響します。

睡眠直前に、一番ポジティブな精神状態を作ることで、
それを意識に刻印することができるのです。

「良かったこと三つって言われても、そう簡単に出るかしら…?」

もちろん、すぐには出てこない可能性があります。

その場合、まず「良かったことを一つ」から始めてみましょう。

また、親がまず実践して見本を示すのも有効です。

さらにこの「成功ノート」は、一定以上貯まってくると、
落ち込んだ時に元気をくれるエネルギーチャージャーに変身します。

見方を変える訓練をする

「コップに半分水が入っています。
あなたは次の二つの考え方のうち、どちらを採用しますか?」

  • A: コップに半分「しか」入っていない。
  • B: コップに半分「も」入っている。

この質問は有名ですが、
真剣に考えたことがある人は少ないかもしれません。

実は、ここで「半分も入っている」という風に考える思考の癖をつけた人は、
回復力が大幅に高まるという研究結果が出ています。

つまり、「回復力」を鍛える方法の二つめは、
「見方を変える訓練をする」こと。

同じ模試で同じ50点を取っても、

  • 「やったー! 50点も取れた!」と喜ぶ子
  • 「うそ、50点しか取れなかった」と落ち込む子

に分かれますよね。

もちろん、落ち込む子の方が、偏差値的には優秀な子が多いでしょう。

しかし、点数が取れなくても喜んでいる子は、
試験本番で必要になる「回復力」の点では断然優れています。

普段の会話の中で、
「普通はネガティブに思えることに対して、ポジティブに捉え直す」
という行為を、親の後ろ姿で示してあげましょう。

この「見方を変える訓練」のことは、
科学的には「リフレーミング」と言われていて、
効果が実証されています。

自己平均を考える

模試で悪い成績をとって落ち込む…

落ち込む時の原因は、いつだって共通しています。

それは、「他人との比較」です。

「同じクラスのあの子より、10点も低い点数をとった」
「同学年の中でも半分より下に入ってしまった」

他人との比較で苦しんでいるなら、
そこから抜け出す方法はただ一つ。

「自分との勝負」にしてしまうことです。

「自分にしては、まあまあかな」
「自分の平均打率を考えると、まあよくできた方かな」

「自己平均」の考え方ができるようになると、
目先の結果に一喜一憂しづらくなります。

超一流も実践する「回復力」

実はこの「回復力」、
世界の一流も大切にするスキルの一つです。

『なぜ超一流の人は打たれ強いのか:レジリエンスー折れない心の育て方』(PHP文庫)
の中にも、一流人材の持つ資質として、

  • 回復力
  • 緩衝力
  • 適応力

の三つが挙げられています。

回復力の高い子は、
失敗からも、成功からも学び取れるので、
普通の子の二倍以上の経験値を蓄積していくことになります。

発明王エジソンは、
研究所が火事になって大事な実験用具が全て燃えてしまっても、
もう一度ゼロからやり直しました。

近代科学の祖であるニュートンは、
書き上がる寸前の研究論文がいたずら好きな飼い犬のせいで全て燃えてしまっても、
もう一度ゼロから書き上げました。

世界の超一流は、
みんな強い「回復力」を持っているのです。

 

 

 

今日は「メンタル強化のコツとしての回復力の鍛え方」について話しました。

ぜひ参考にしてください。

今日の記事を終わります。

記事公開日・最終更新日 2021年3月17日

 

参考・引用

『「全米最優秀女子高生」を育てた教育法 世界最高の子育て』ボーク重子, 2018

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