【中学受験】子供のメンタルは「体力」で決まります。

こんにちは。

中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で

基礎学力はあるはずなのに、
試験本番のプレッシャーに弱い…

という方はいませんか?

中学受験は熾烈な競争です。

塾ではたくさんの知識を暗記しなければなりませんし、
同級生とのライバル関係や人間関係の葛藤もあります。

そんな受験生を支えるのは、
学力に加えて「メンタルの力」が大きいです。

しかし、その「メンタルの力」はどうすれば手に入るのでしょうか?

ズバリ、それは「体力」です。

体力のある子はメンタル力が強くなり、
どんなストレスフルな環境においても実績を出せるようになります。

本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が

  • 子供のメンタルを決めているのは「体力」!
  • 「勉強」と「運動」を両立させるコツ

についてお話しします。

ぜひご覧ください。

子供のメンタルは「体力」で決まります。

なぜ、本番で結果が出せないのか

「あんなにしっかり勉強していたのに、
なぜ模試や本番になるとこんな成績しか取れないのかしら…」

受験の世界では、「勉強ができるか、できないか」という指標とは別に、
「本番に強いか、弱いか」という指標が大きな役割を果たします。

試験本番においては、

  • 「必ず成果を出さないといけない」というプレッシャー
  • 周りの子達とライバル関係にあるという重圧

など、様々な精神的障壁が子供たちの前に立ちはだかります。

こうしたプレッシャーに押しつぶされてしまうと、
どんなに基礎学力のある子でも、
試験本番では実力通りの結果を出すことができません。

では、一体この「本番で結果を出す力」すなわち「メンタル力」は、
何によって決まるのでしょうか。

その答えは、「体力」です。

受験勉強を厳しくやらせている家庭ほど
見落としがちなスキルである「体力」こそが、
本番で重要な役割を演じる「メンタル力」の決め手なのです。

 

軽視しがちだけど…

「体力を鍛えるために運動をさせる暇があったら、
その時間を使って少しでも勉強を進めたい」

確かに、その方が効率がいいようにも見えます。

しかし、中学受験において、先ほど述べた「メンタルの力」は、
決して軽視して良いものではないのです。

どれだけ勉強ができても、
試験本番で実力が発揮できなければ、
「合格」は勝ち取れません。

合格のために必要不可欠な「メンタルの力」を養うためにも、
「体力は受験とは関係ない」という間違った考え方は捨てましょう。

体力の中でも「持久力」

「体力と言ったって、色々な指標があるでしょう。
どこの部分を鍛えたら、成績が伸びるのかしら?

確かに、体力と一口に言っても、
学校で行う体力測定では、
50m走やソフトボール投げ、シャトルランや反復横跳びなど、
様々な指標があるでしょう。

その中でも、「試験で成績をあげる」ために必要になってくる体力は、
主にシャトルランなどで図られる体力、
すなわち「持久力」です。

持久力のある子は、
難しい問題に直面した際にも、
諦めずに考え続けることができます。

また、「お腹が痛い」「前日寝れていない」
などといったコンデションの不備があっても、
たくましく乗り越えていくことができます。

体力面で持久力のある子は、
試験本番でも必ず、持久力を発揮できるのです。

「勉強」と「運動」両立のコツ

両立は難しい?

「運動が大事なのはわかるんだけど、
勉強だけでいっぱいいっぱいだし、両立なんてムリ!」

確かに、「勉強」と「運動」、
この二つの軸をどっちもやるとなると、
相当器用でないと難しいように見えます。

しかし、実際のところは、
両立はそれほど難しくありません。

「勉強」と「運動」は、対立しあうものではありません。

むしろ、お互いがお互いの足りないものを補い合う関係にあるのです。

一日10分でも大きな効果

「でも、試験本番までもう時間もないし、
本当に一分一秒でも勉強に当てないともったいないの!」

そんな場合でも、やはり「運動」はおすすめです。

なぜなら運動のいいところは、
短い時間でも集中して行うことで、
かなりの効果をあげることができるからです。

本当に時間がない場合、
短時間で、かつ運動効率のいい、次のようなエクササイズをお勧めします。

  • 腕立て20回
  • 腹筋20回
  • 家の周りを一周ランニング

いずれも、10分以上はかかりません。

これらを意識的に取り入れて習慣化するだけで、
体力は自然とついていきます。

勉強の効率が上がります。

先ほど、「運動」と「勉強」は補完関係にあると述べましたが、
その理由をお教えしましょう。

先ほど述べたようなエクササイズには、
実は強烈な「リフレッシュ」効果があるのです。

勉強で疲れた脳を休め、
10分間だけ、全く別な部分の筋肉を鍛えることで、
脳は短時間の間に驚くほど回復します。

運動を終えた後は、する前と比べても、

  • 集中力
  • 記憶力
  • 発想力

が大幅に高まった状態で勉強に臨むことができます。

もちろん、運動のせいであまりにも疲労してしまっては元も子もないので、
「適度な運動」に止めることをお勧めします。

本番に強くなります。

このように、適度な運動を日常の習慣に取り入れ、
体力を鍛えていくことで、
試験本番で必ず実力を発揮できる子が育っていきます。

試験においては、
想定通りの状況で、想定通りの問題が出ることを期待すべきではありません。

試験当日にお腹を壊すかもしれないし、
問題の傾向が去年度のものから急に変わってしまうことだってあり得ます。

そうした外的要因に左右されることなく、
確実に実力を発揮するには、
「メンタルの力」とそれを下支えする「体力」が不可欠なのです。

一日10分の運動を通して、
合格への揺るぎない自信を手に入れましょう

今日は「子供のメンタルを決める『体力』の鍛え方」について話しました。

ぜひ参考にしてください。

今日の記事を終わります。

記事公開日・最終更新日 2021年3月21日

 

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