【中学受験】時には、第一志望を諦める必要があります。【複数回受験】
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
子供の第一志望にどうしても入れたい…!!
でも、諦める必要もあるかもしれないし…もうよく分からない…。
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 第一志望を諦めることについて。
を話します。
是非ご覧ください。
優遇はありますが…。
入りたいという思いが強い学校がある方は、
同じ学校を何度も受けると思います。
そんな学校の中には、
たくさん受けた生徒の合格を優遇すると言っているところもあります。
確かにそれは、志望生徒には良いシステムですが、
一度、立ち止まって考えましょう。
偏差値は上がります。
複数回受験を設定しているところは、
回を増すごとに偏差値は上がり、つまり、合格難易度が上がります。
つまり、一番のチャンスは初回。
しかし、合格できると予想はしていたが、
たまたま実力が出せず、惜しくも連続で不合格になってしまうことがあります。
救済措置です。
そんな惜しい子の救済措置としての制度として
沢山受けた子を優遇することがあるのです。
よって、学力が足りない生徒を温情で入れてあげるためではないことは、
理解しておきましょう。
深追いは難しいです。
もちろん、やる気も上がりますので、
第一志望は変えずに受けきる方がいいとはよく言われますが、
複数回受験の学校の場合、
深追いをどこまでするかの判断は、難しいです。
負け戦になるかも…。
もし、初回の受験でさえ合格することが
かなり難しいのなら、
次回以降の受験は、正直、負け戦になるでしょう。
切り替えも大事です。
もし、生徒本人がその学校への熱意を持っているのなら、
チャレンジとして頑張るのをおすすめしますが、
初回の入試にはチャレンジするけれど、
もし最後まで勝率が低いままなら、次回以降は受けずに、違うところにしようと、
話しておくのもいいでしょう。
もし、違うところにしても受かるか分かりませんが、
作戦の一つとしてもおすすめです。
決断が大事です。
- 少ない可能性にかける。
- 潔く撤退する。
ここの判断は難しいです。
難しいですので、しっかり家族で相談しましょう。
しっかり、学校ごとの合格可能性を出しておいて、
学校の偏差値と、今までのいろんな開催下での模試の結果
つまり、「数字」で考えましょう。
今日は、「第一志望を諦める時」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年11月22日
参考・引用
『中学受験「必笑法」』,おおたとしまさ,2018