【中学受験】いつまで?どの塾に?おすすめの転塾方法を話します。
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
転塾を考えてるんだけど、いつまでにすればいいのか、どの塾にすればいいのか、まだよくわからない…
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- いつまでに?どの塾に?転塾をするべきか
について話します。
是非ご覧ください。
現在、上手くいってない理由を知りましょう。
転塾を始めるにはまず、
現在の塾で上手くいっていない理由を知ることが、必要です。
正しい分析を。
4、5年生の保護者の方は、転塾を考える方も多いです。
その理由の多くが「成績が上がらない」というもの。
大手の塾は、成績が良い子ほど、有利な場所です。
上位のクラスほど、いい先生が集まり、
下位のクラス程、いつまでも挽回が難しい。
この状況があるのは事実ですよね。
しかし、子供の成績が上がらないのは、
この塾のシステムのせいだけ、とは言い切れません。
転塾さえすれば成績が上がったと思う方も多いですが、
上がらない理由を分析できていなければ、転塾しても、成績が上がりません。
- 現在の塾でうまくいっていない理由は何か?
- 先生との相性が悪いのか?
- 子どものやる気がないのか?
- 家庭学習の方法が間違いなのか?
- そもそも基礎がなってないのか?
などなど、一つひとつ確かめて、
正しい分析をする必要があります。
そのうえで、
それを改善してくれる塾を探すべきです。
転校もありです。
また、もし先生との相性が悪い、クラスの雰囲気がイヤだというのなら、
同じ塾で校舎を変える「転校」というのもひとつの手です。
大手塾のカリキュラムは、
小3の2月からの3年分が計画されています。
そしてそのカリキュラムは、塾によって異なります。
なので、一つの塾に通い続けられるにはそれが理想で、
転校はリスク少なめの選択です。
例えばSAPIX。
1学年に5から10クラスくらいの校舎が多いですが、
20超えの校舎もあります。
クラスが少ない校舎は、クラスごとに学力の差があり、
差が出やすいというデメリットはありますが、
ある程度クラスが固定されるため、
そのクラスの雰囲気や先生と相性がいい子は、気持ちよく勉強ができます。
逆に大量のクラスがある校舎は、
1クラスが細かく輪切りにされているため、テストのたびにほんの数点の差でクラスが上下します。
このクラス替えをモチベーションにしてがんばれる子ならいいのですが、
毎月クラスが替わり、落ち着かないという子には向かないかもしれません。
転塾:いつ?どこに?
では、転塾は具体的に、
いつまでに、どこにすればいいのでしょうか?
5年の夏までに。
転塾は、遅くても、5年生の夏までにするべきでしょう。
おすすめは、
4年の夏休みから、2月までですね。
上記のように、塾ごとにカリキュラムが違うので、
次期が遅ければ遅いほど、慣れるのが難しいのです。
しかし、4年生の段階ではまだ決められないという家庭もあるでしょう。
成績が低いのは、今たまたまなのかもしれないし、
クラスが次変わるかもしれない。
など、色々な思いがあるからです。
とはいえ、リミットは5年の夏休みまでですね。。
日能研が、おすすめです。
おすすめの転塾先は、日能研です。
日能研は、四谷、SAPIXなどとは違い、
進度が遅いです。
なので、苦手だった単元を、
もう一度学べるチャンスができます。
また、繊細な子が、早稲アカから四谷に転塾して成功することもあります。
使用教材は予習シリーズで共通ですし、カリキュラムのほぼ同じです。
転塾によるやり残しのリスクがありません。
タイプが異なります。
また、教室や先生の雰囲気は、大きく違います。
体育会系から、穏やか系になることで、
しっくりくる子もいます。
逆に、たくましい子が「四谷大塚」から「早稲アカ」に転塾して成功することもあります。
講師陣の体育会系の雰囲気が、
その子にマッチしたからです。
各塾、各校舎、雰囲気は様々です。
こればっかりは、実際に見学などをして確かめる必要がありますね。
今日は「転塾」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年7月6日
参考・引用
2018『中学受験基本のキ!』西村則康・小川大介・越南小町
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