【中学受験】【検証】読書好きな子なら、国語に塾は要らない?
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
国語に関しては、
塾に通わなくても大丈夫かしら?
と思っている方はいませんか?
確かに、算数と比べて、
国語は特別な対策をしなくてもいいように見えます。
しかし実際は、
中学受験の国語で出る文章は、
大学受験並みに難しい文章なのです。
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 中学受験国語の素材文は、大学受験並みに難しい!
- どんな対策が必要?
についてお話しします。
ぜひご覧ください。
中学受験国語は難しい
「塾は必要ないかしら…?」
「中学受験のために算数は塾に通わせようと思うけれど、
国語は別に必要ないかしら…」
そう思っている方はいませんか?
ところが実際には、
中学受験の国語は思ったより遥かに難しいのです。
特別な対策をしなかった場合、
3割は取れても、
合格点の6割以上にはなかなか届かないでしょう。
これは、
いかに読書が好きな子でも変わりません。
そのため、
やはり中学受験国語にも塾は必要なのです。
中学受験国語の難しさとは
では、なぜ国語も塾に通わせる必要があるのでしょうか?
中学受験国語の難しさを分析していきましょう。
文章の抽象度が高い
この傾向は、5年生あたりから顕著になってきます。
名門校の入試になると、
タイトルだけ見たら大学入試と見間違うような
抽象的なものがずらりと並んでいます。
これだけの抽象度が求められると、
いくら普段から読書している子であっても
太刀打ちはできません。
普段読まないような分野の本が出る
上と似ていますが、
中学受験国語には、
普段お子さんが手に取る分野とは違う分野からの出題が多いです。
また、お子さんが想像しにくいようなシチュエーションも
素材文の中で登場します。
随筆文の時代が古かったり、
複雑な親族関係が描かれていたり…
このような場合も、
読書好きな子が苦手に感じるところでしょう。
記述が求められる
また、
難関校の入試ではほとんどと言っていいほど、
「記述力」が求められます。
この「記述」には字数制限が伴い、
また要点を押さえた論理的な記述が要求されます。
こうした場合、
「プロの添削をなんども受けている子」と、
「自分流の対策しかしてこなかった子」の間には、
大きな差がつきます。
この場合に求められる文章は、
読書感想文とは質が違うのです。
こうした記述においては、
情景描写から登場人物の心情を推測し、
的確に言い換える力などが求められます。
こうした記述の暗黙のルールも、
自分ではなかなか身につかない部分の一つです。
どんな対策が必要?
記述の訓練は必須
では、中学受験で合格ラインに届くためには、
具体的にはどんな対策が必要なのでしょうか?
まず確実に言えるのは、
「記述の訓練は必須」ということです。
多くのお子さんが、
記述の解答用紙を白紙で提出してきます。
しかし、記述問題は配点が最も高く、
ここで少しでも部分点を取れるかどうかが大きな分かれ目になります。
プロの指導を受けよう
記述の訓練をするには、
プロに添削してもらうのが最も効率が良いでしょう。
なぜなら、プロは「実際に採点する人の目」を
知っているからです。
また、プロの指導を受けることで、
お子さんが今まで読んでこなかった素材文についても、
読み解き方を教わることができます。
プロの塾や家庭教師をうまく活用して、
- 記述答案の添削指導
- 難しい素材文の読み解き方の指導
を受けることをオススメします。
今日は「読書好きな子であっても、中学受験国語に塾は必要です」について話しました。
ぜひ参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2021年4月10日