【2021年最新版】中学受験の時事問題は難しいです。家族と話して学習しましょう【保護者向け】

photo of man walking past by News Essentials store こんにちは。 中学受験をされるお子様を持つ保護者の方に質問です。 お子様は、現在どれほど、時事問題の対策をしていますでしょうか。 普通の勉強だけでなく、時事問題についても、 家族の協力のもと、学習させることが大事です。 そこで今日は、中学受験の時事問題について、 10年以上中学受験業界に携わり、3000人以上の生徒を指導してきた、 プロ家庭教師Edenの居村が、 話そうと思います。 ※3分で読めます。

時事問題の現状

国語の長文問題や、理科、社会かいずれの問題にも、 さらに各教科の記述式問題についても言えることは、 時事問題が必ず出題されるだろうと言うことです。

時事問題はグローバル

今や入試問題のテーマは人類であり、世界です。 地球の人口爆発、環境問題、飢餓問題、人種問題、格差社会、社会保障、介護保険、年金問題、少子高齢化、医者不足、消費税 などなど、 私たちの身の回りに、今まさに起こっていることを、 それも日本だけでなく、グローバルな視点からとらえたような問題が 当たり前のように出題されています。

レベルの高い中学受験

中学入試のレベルは、 特に社会科や理科に関しては公立高校の一斉入試のレベルをはるかに超えています。 これは「ゆとり教育」以前からの各学校の方針でした。 それに応じて時事問題も、思考力や記述力を問う難しい問題も増えてきます。

秋までのニュースが出る

中学入試の問題や大体9月までには完成しますから、 秋まで残った重大ニュースは、 入試の時事問題に充分取り上げられる可能性があります。

参考書を買いましょう

なので、秋以降に、 大手塾会社が重大ニュースをまとめた参考書を出版しますので、 それを確認しておく必要があります。

【対策】家族で学習する

ずばり、時事問題の対策としては、 子供とその問題について話したりして、考える時間を持つことです。 教科書に書かれていないようなこともニュースには多いので、 大人の力が必要なのです。

注意点

その際、注意していただきたいのは、 親があまりしゃべりすぎないです。 親が全部説明してしまって、 子供たちがただ「うん、うん」と聞いているだけでは、 表現力が身に付きません。 頭のいい両親の下で育った子供は 無口で表現力も乏しく、 記述式や時事問題に弱いことが多いのです。

まず、子供の考えを問いましょう

ではどうすればいいのでしょうか。 簡単です。 親がしゃべった後を、しゃべりっぱなしにせずに、 必ず「君はどう思うの?」と 子どもに聞いてあげることが大切なのです。

→褒めてあげましょう

そして次の瞬間が最も大事なのですが、 「違うでしょう。何言ってるの!」 などと批判したり叱ったりするのは厳禁です。 この時ばかりはお世辞でもいいので 「すごいじゃない。よく考えてるね」 と褒めてあげてください。 子供を親に褒められたときに最も成長します。 心の底から嬉しいからです。

→最後にアドバイスを

そこで、ご機嫌な気分になっているところにすかさず、 「でも、ここだけちょっと変えない?」 とアドバイスをしてあげましょう。
参考・引用 樋口義人『中学受験の常識・非常識』2009

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