【中学受験】転塾は基本的にOK。ただし『子供への愛』が落とし穴になるのには注意【母親向け】

こんにちは。

突然ですが、
中学受験をする子供を、
転塾させるかどうか迷っている方はいませんか?

今日は、
「中学受験における転塾」
について、

今まで10年以上中学受験業界に携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が解説します。

※3分で読めます。

基本的にはOK

転塾はいったい良いのか悪いのか。
どっちなのでしょうか。

A.基本的には、良いです。

転塾は基本的には良いでしょう

最近は、途中から塾を変える例が非常に増えています。

子どもに合わない塾に長く通わせることは誰の得にもなりません。

実際に塾を変えて成功している例も多いですし、
フランクに考えていただいていいでしよう。

【注意】子供を客観的に見ましょう

しかし、
転塾を考える際にも、注意していただきたいことがあります。

それは、

子供を客観的に見ましょう

ということです。

では、深堀りしていきます↓↓↓

過剰な期待はNG

まず、

子どもに対してあまりに過剰な期待をかけるのは危険ですし、
それを理由に転塾してもうまくいかないでしよう。

たとえば…

たとえば、
合格可能性20%くらいの子どもが
二、三カ月で合格可能性が80%にならないからといって、

「塾が合っていないせいだ、転塾しよう」

というのは無謀です。

確かに難しい

特にお母さん、気持ちはわかります。

誰でも自分の子どもがかわいいですし、
子どもを客観的に見ることは苦手です。

母親にとって、
子どもは自分の分身であり作品であり、 一心同体という思いを持つものです。

また、
そういう思いがあるからこそ、
自分のことはさておいても、子育てに全力を注ぐことができるわけです。

親の愛が受験に悪影響?!

しかし、
そういう親の愛情は、

子どもを客観的に見ることを難しくしていることも、
確かではないでしょうか。。

一定の距離で

なので、
親は子どもと密着せず、
一定の距離を保って子育てをすることをおすすめします。

難しいけど、親の役目

これはなかなか難しいと思います。

しかし、
「自分の子どもが偏差値を上げられるのか」

冷たいようですが、
そういう見極めを冷静にしてあげることも、親の役目だと思います。

転塾のベストタイミングは…

では、
転塾のベストタイミングはいつなのでしょう?

簡単です。

それは、
塾に通っているのに、子どもの偏差値がどんどん下がっているとか、

テストで零点に近いような点数を取る場合です。

そんな、明らかに子供の成績が悪くなっている時、
その塾は子どもに全く合っていないと考えるべきです。

塾を見ましょう

そうはいっても、
熟が、どんな教材を使い、どんな授業内容で、 どんな宿題を出し、予習や復習はどうなっているのか。
子どもは先生と相生がいいのか、そして塾での学習がちゃんと子どもの身についているかなど、

転塾を決める前に、
実際に親の目で見て、確かめる必要でしょう。 

その上で子どもが塾に合っていないと判断されたなら、
転塾してもかまわないと思います。

結論

転塾は基本的にOK
しかし子供と塾を冷静に客観視してから。

今日の記事は終わりです。

参考・引用 樋口義人『中学受験の常識・非常識』2009

記事公開日・最終更新日:2021年8月21日

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