【中学受験】受かる子と落ちる子の違いは「マインドセット」です。

こんにちは。

中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で

勉強をいくら頑張っても、
志望校合格が見えてこない…

という方はいませんか?

実は、受験においては、
勉強だけが努力ではありません。

合格している自分をイメージする力、本番で点をとる力、そして「運」…

こうした「目に見えない要因」が、
実は受かる子と落ちる子の間に立ちはだかっている壁の正体です。

「そんなこと言われても、対策の打ちようがないじゃないか…」

大半の方はそう言って、
この「目に見えない実力」を積むための努力を怠ってしまいます。

しかし、この部分を意識的に鍛えていくことは、
余分な勉強に時間を注ぎ込むよりはるかに効率的です。

本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が

  • 受かる子と落ちる子の違いは「マインドセット」
  • 「マインドセット」の育て方

についてお話しします。

ぜひご覧ください。

受かる子と落ちる子の違いは「マインドセット」

毎年、毎年、日本中の小学生が中学受験に挑戦し、
ある子は勝ち、ある子は敗れ、それぞれの学校に進学していきます。

そこでは、本当に様々なパターンの子供たちがいます。

  • 模試ではトップだったのに、本番で体調を崩して合格を逃した子
  • 学校で成績優秀だったのに、受験では点を伸ばせなかった子
  • 普段は勉強を真面目にしてこなかったのに、強烈な運のパワーで合格を勝ち取った子

などなど…。

細かく見ていけばキリがありませんが、
大きく分けて「受かる子」と「落ちる子」に分かれます。

この違いは、一体どこにあるのでしょうか…?

「勉強量の差じゃない?」

確かにそれもあります。

でも、「受かる子」と「落ちる子」を詳しく見ていけば見ていくほど、

  • 「自分は合格する」という確信
  • 本番で実力を発揮する「運」のパワー

などといった、
「勉強量」以前の部分にある「目に見えない実力」の方が、遥かに大きく仕事をしている
ということがわかってきます。

単なる結果論ではありません。

こうしたことを聞くと、
「運とか言うけど、それってただの結果論でしょ」
とおっしゃる方も多いかもしれません。

確かに、「努力よりも運」
という言い方には語弊があります。

それよりもむしろ、「運も努力のうち」
という言い方の方が正しいでしょう。

試験本番で合格を勝ち取っていくための「運」は、
目に見えない努力を積むことによって、

鍛えていくことができます。

結局、「受かる子」と「落ちる子」の傾向を
統計的に分析して浮かび上がっていく結果が、
この「目に見えない努力」の量の差なのです。

「運」は「マインドセット」から

では、「運」はどうやって鍛えていけるのでしょうか。

その答えは、ズバリ「マインドセット」です。

「マインドセットって何…?」

マインドセットには様々な定義がありますが、
一言で言ってしまえば「『これくらい当然でしょ』の基準」のことです。

「受かるのが当然」と思っている子は受かります。

「落ちても仕方ない」と思っている子は落ちます。

この「確信」の部分を変えられないうちは、
どんなに実力があって努力を積んでいても、結局「運悪く」失敗していくのです。

「マインドセット」の育て方

気持ちの上で合格させる

では、合格に必要なマインドセットは、
どうしたら鍛えていけるのでしょうか。

鍵となるのは、「イメージする力」です。

その際、イメージは「具体的」であればあるほど効果を発揮します

①まず、志望校がどこなのかを明確にしましょう。

②志望校が決まったら、次には
その学校に既に入学しているかのような感覚を子供に味わわせます。

そのためには、

  • 志望校についてネットで検索する。
  • 志望校の画像を大きめに印刷して部屋に貼る。
  • 志望校に見学に行ってみる。
  • 志望校に行っている生徒と友達になる。

など、様々な工夫を凝らす必要があります。

これらの工夫を重ねながら、

③毎日、朝と晩に最低5分、志望校に通っている自分の姿をイメージさせます。

このときも、「具体的であればあるほどいいよ」
と指導を行いましょう。

これらのことを継続して行えば、
「マインドセット」養成の王道を歩んでいると言えます。

勉強は自然とついてくる

マインドセットが固まると、
その「当然あるべき自分」に近づくために必要な要素が、
意識しないうちから引き寄せられてきます。

その要素の一つが、「勉強」です。

「なーんだ、結局勉強なんじゃないか」

いえいえ、この「順番」が大切なのです。

「勉強する」から「合格する」のではなくて、
「合格する」から「勉強する」のです。

言い換えると、

  • 「勉強する」から「合格する」→いくら勉強しても届かない可能性がある
  • 「合格する」から「勉強する」→合格する未来は既に決まっていて、それにふさわしい自分を作っていく

という切り替えが起こるということですね。

この些細な違いが、
根本的な差になって現れてくるのです。

 

今日は「受かる子と落ちる子の間に横たわる『マインドセットの差』の埋め方」について話しました。

ぜひ参考にしてください。

今日の記事を終わります。

記事公開日・最終更新日 2021年3月16日

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です