【中学受験】やる気に左右された勉強は、おすすめしません。
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
子供に毎日コツコツ勉強させるために、何か気を付けることがありますか?
と疑問を持たれている方はいませんか?
毎日コツコツ勉強させるためには、
裏を返せば、やる気によって勉強具合を左右させないことが大事です。
そこで今回は中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- やる気に左右された勉強をおすすめしない理由
について話します。
是非ご覧ください。
生活リズムを優先させましょう。
高学年になったら、たとえ少し体調が悪くても、
10分でも1題でもいいから、毎日勉強するのが理想です。
「その大切さがわかるので、毎日勉強をさせたいと思いますが、
何か気をつけることはありますか」
といった質問を受けます
もちろん、ちょっとしたコツが必要です。
調子よりも生活リズムを!
「今日は調子いいなあ。もう少しがんばる!」
と子どもが言ったら、どうしますか。
子どもの意欲的な態度を見て、
親はうれしく思います。
そのためつい
「そっかぁ、じゃあ今日はもう少しやろうか」。
おそらくこんな返事をする親が多いことでしょう。
これはいけません。
これは、裏を返せば
「今日はやる気がしないから、やらない」
を容認すること になります。
調子がよかろうが悪かろうが、生活のリズムを守ることが大切です。
気分に左右された勉強は、おすすめしません。
翌日のパワーを意識しましょう。
先ほどの子どもの発言に対しては、
「続きは明日にしましょう。それよりもう寝なさい」
と答えるのがベストアンサー。
実は、本人がやる気を見せているときが、
思わぬ落とし穴になるのです。
次の日に、響きます。
もし、調子がいいからと、勉強を続けたとします。
調子がよくても疲れないわけではありません。
寝る時間も遅くなります。
そうすると、次の日に影響します。
次の日は、疲れが出てやりたくなくなってしまうかもしれません。
昼間、学校や塾で居眠りをしてしまうおそれも出てきます。
また、
「もっとやりたい」と思ったところでやめるからこそ、
翌日に取り組む意欲がわいてきます。
子ども自身が
- 「面白い」
- 「もっとやりたい」
と感じたところから始めるのですから、すぐに集中できます。
ぜひ参考にしてください!
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年6月17日
参考・引用
2016『中学受験で成功する子が10歳までに身につけていること』村上綾一