【中学受験】子供の転塾を考えた時に、親が確かめるべきこととは?

こんにちは。

中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で

子供に転塾させようか、どうしようか…

とお悩みの方はいませんか?

本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が、

 

  • 転塾を考えた時にやるべきこと

 

について話します。

是非ご覧ください。

 

塾が合わないと感じた時は?

 

塾に合わないと感じた時は、どうすればいいでしょうか?

まずは、子供が勉強についていけているかを、確認しましょう。

 

確かめるべきこと。

子どもに次のような兆候が出ている時は、
塾が合っていない恐れがあります。

 

  • テストの成績がずっと低迷
  • なんだか元気がない
  • 塾の先生の悪口を言い始めた
  • 塾の友達の文句を言い始めた
  • 塾の先生の授業が悪いから成績が上がらないと言い始めた

 

などがありませんか?

まずは、
塾の勉強についていけていってるを確かめましょう。

 

つまずいていそうな問題について
「この問題の解き方、お母さん(お父さん)に教えて」
と、聞いてみてください。

 

説明できればOKです。

説明できない期間が長いようだと、
勉強についていけていない可能性が高いです。

 

説明できないようなら、対策が必要です。

 

対策はこちらです。

原因によって対処法が違うので、
それぞれについて見てみましょう。

 

  • 基礎学力がまだない
  • 学習へのやる気が低下
  • 授業のスピードについていけていない
  • 先生の説明が悪い
  • 先生に対して不満・問題がある

 

基礎学力がまだない場合。


まず、基礎学力をつけながら、
塾のカリキュラムに沿って勉強していくことが可能か不可能かを考えます。
今の塾にいてはそれをする時間が取れないと思ったら、転塾しましょう。

 

学習へのやる気が低下している場合は、その低下の原因を考えます。
原因としてよくあるのが、塾の友達関係のつまずきです。
(これについては、詳しく下に述べています)

この場合には、塾を変わるほうがいいでしょう。

 

授業のスピードについていけていない、
または塾の先生の説明が悪く、分かりにくいという時、
先生に対して不満・問題がある時は、

こちらもやはり転塾を考えるべきです。

 

 

難しい塾の友人関係。

several people watching the sunrise in the middle of forest

 

では少し、塾の友人関係について深堀します。

 

浅い付き合いになります。

塾では浅い友人関係になりがちです。

小学校の友達とは、副教科の授業や放課後など、
学習以外の場面で様々に付き合いますが、

塾では短い休み時間に話すくらいの付き合いしかないです。
なので、それぞれの子を深く知る機会がありません。

 

そして、席順で、成績順だけがわかるため、
自分より成績の悪い子を、見下す子もいます。

こういう子の心ない発言に傷つくことも起こりえるのが
塾の友達関係の難しいところです。

 

話を聞いてあげましょう。

なので親としては、

「今日は友達と塾でどんな話をしたの?」
と聞き、その時にふと出てくる言葉に注意を向ける必要があります。

 


子どもは、幼い自己肯定感から自分を高く見せようとして、
人を見下すことがあります。

 

また、話を無理に盛ったり、ウソを交えたりといった言動は、
本人の学習意欲を失います。わが子にその兆候が見られたら要注意です。

放置しておくと、カンニングにつながる恐れがあります。

 

転塾・転校のポイント。

 

実は、塾を変える際の選択肢には、

  • 転校
  • 転塾

 

の2種類あります。

 

転校のポイント

塾が合わない時の選択肢の一つが、
同じ塾の、違う校舎に変わる「転校」です。

 

同じ塾であっても、
校舎によって授業の雰囲気も、レベルも全然違うものです。

 

例えば、クラス数が多い校舎、1学年が3~4クラス以上あると、
それぞれのクラス内での学力差が狭くなります。

すると、様々なレベルに合わせて教えることが可能です。

 

反対に、1学年が2クラス程度の場合。

クラスの中の学力差が大きくて、
授業が生徒によって簡単すぎたり、難し過ぎたるする場合があります。

 

転塾を考えるなら、一度他校に見学に出るのをおすすめします。

 

今の塾に「転校したい」とは言いにくいでしょうが、
家の事情でなど、個人
の事情のせいにすれば説明しやすいはずです。

お父さんに出てきてもらうのもおすすめです。

 

 

転塾のポイント

サピックス→日能研へ。
という風に、別の塾に移る「転塾」という選択肢もあります。

 

授業についていけない時、
つまり、子どものレベルに合ったところへ移るケースが一般的です。

 

カリキュラムが襲い塾への転塾は、
ライバルたちに差をつけれらるのではないかと思うかもしれません。


しかし、授業もゆっくりで、宿題量も少ないところへ転塾した場合、
徐々に成績が伸びて、第一志望校に合格する子も毎年います。

 

また、前の塾で先取りして勉強していたため、
同じ内容を2回聞くことができ、そこで自信を回復して成績を伸ばすことができた、
なんてこともあります。

 

 

 

 

今回は「転塾」について話しました。

是非参考にしてください!

 

 

 

今日の記事を終わります。

記事公開日・最終更新日 2020年6月20日

参考・引用
2018『共働きだからできる中学受験必勝法』西村則康

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