【中学受験】低学年の子が、集団塾に入る前にするべきこと、3つを話します。
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
4年生になったら子供を集団塾に通わせようと思っているけど、
その前になにかするべきことはあるの…?
そんな疑問を持たれている方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 低学年の子が、集団塾に入る前にするべきこと、3つ
を話します。
是非ご覧ください。
3つのするべきこと。
塾に入る前に、低学年の内からやるべきことは
- 家庭学習の習慣化
- 基礎的な国語と算数の能力育成
- 人の話を、ちゃんと聞かせる
上記の3つです。
中学受験のための塾の授業は、進度が早く、基礎的なことはスキップされがち。
なので、低学年の内に、授業についていくための準備が必要です。
順番に話しますね。
①家庭学習の習慣化
まずはこれ。
家庭学習を習慣化しましょう。
小2から小3の間に、家庭学習が習慣化できていて、学校の成績も上々。
これが、中学受験のスタートラインです。
家庭学習で、学校の勉強を。
家庭学習を習慣化することで、
学校の成績をよくしましょう。
学校の成績がいいということは、
- 人の話を聞ける。
- 基礎学力が身に着いている。
これらの証拠となります。
また、共働きのご家庭の場合、
入塾後に基礎学力が足りないことに気付いても、子供のサポートをする時間が取れないことが多いです。
子供がある程度一人で勉強を進めるためにも、
家庭学習を習慣化して起き、基礎学力をつけることが大事です。
何を?どれくらい?
では、家庭学習と言っても、
何を、どれくらいやればいいのでしょうか?
「何を」、に関しては
- 学校の宿題
- 算数と国語の市販の問題集
です。毎日やりましょう。
「どれくらい」に関しては、
- 「算数・国語の各 (学年) × 10分」
で大丈夫です。
2年生だったら、国、算合わせて40分、
3年生だったら60分という具合です。
基礎的な国語と算数の能力育成
次にこれ。基礎的な国語と算数の能力育成です。
受験のための基礎学力と
小学校の基礎学力は、意味が違ってきます。
一部は、先取りをしておくべき内容があったり、
スピードを高める必要もあります。
算数について。
算数につきましては、入塾テストの頃には、
4年生の計算問題が解けるようにしておきましょう。
たとえば、四則混合計算。
3年生で受ける入塾テストでは、普通に出題されます。
忙しくて、子供の勉強を見るのが難しいご家庭は、
公文などに行かせるのも一つの手です。
とはいえ、公文に行かせて、
プリントの数字が殴り書きの子は、注意です。
こういう子は、
勉強するより、体を動かしたいというケースがあります。
低学年なら、椅子に座ってコツコツ頑張るのが嫌いな子も多いです。
そういう子は、
公文ではなく、そろばん教室に行かせるのをおすすめします。
国語について
国語については、
学校の勉強が問題なく進み、日常生活の会話ができていれば、
焦ったような先取り学習は不要です。
やってほしい事と言えば、
- 教科書を音読
- 問題集の1日10分程度の問題
上記です。
どちらも、毎日やりましょう!
③人の話を、ちゃんと聞かせる。
最後にこれ。人の話をちゃんと聞かせることです。
これが一番大事です。
塾はスピーディーです。
塾は学校と比べてスピーディーに授業が進みます。
ボーっとしていても、学校のような
「黒板のほうをちゃんと向いて! ○○ちゃん!」
などの先生の注意は、塾ではないです。
説明もいきなり始まり、気を抜くと、ノートの板書も遅れます。
よって、今の内に話を聞く習慣をつけておく必要があります。
人のペースに合わせて話を聞く習慣がないと、
入塾しても、授業に遅れます。
会話の作法が、大事です。
話を聞く習慣をつくか否かは、
家庭での会話の作法が大きくかかわってきます。
お母さんやお父さん自身が、子どものほうをしっかり向いて、
目線の高さを同じにして、聞く時は相手の目を見る。
これが大事です。
こういったことが家庭でできていると、
子供もそうします。
逆に、お互いあさっての方向を向きながら会話する家庭の子どもは、
話を聞くのが苦手になります。
親御さんを見て子供は育つということですね。
今回は、入塾する前にするべき3つのことについて話しました。
ぜひ参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年6月5日
西村則康『共働きだからできる中学受験必勝法!』,2018
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