【中学受験】子供が塾に行きたくないと言ってきたときの対処法を話します【ケース別】

こんにちは。

中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で

子供が塾に行きたくないと言ってきた…どうしよう…

とお困りの方はいませんか?

本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が

 

  • 子供が塾に行きたくないと言ってきた場合の対処法

 

について話します。

是非ご覧ください。

 

「塾に行きたくない」はよくあります。

 

「子供が塾に行きたくない」

こう言い出すことは、よくあります。

 

特に5年生から。

特に、5年生になってからがよくあります。

  • 4年生までは楽しそうに塾に通っていたのに、5年生になってから塾に行くのをイヤがるようになってしまった。
  • 5年生の夏休みから、授業が急に嫌いになった。

 

などの相談は、よく聞きます。

たとえどんなに優秀な子どもでも、
中学受験に取り組む3年の間に、気持ちの浮き沈みはあるものです。

 

親としては「やめさせたくない…」

とはいえ、親としては、
「やめさせたくない…」というのが、本音ですよね。

 

確かに、最近の中学受験は、倍率高いし、
毎日勉強ばかりで、精神的に辛いのも分かる

でも、今ここでやめるわけにもいかない……。

 

とりあえず、大抵こう言い出す子は、何かしらの不安や不満を抱えているので、
子供のメンタルをケアしてあげる必要があります。

 

塾に行きくないと急に言い出す子には、サインがあります。

 

  1. 塾に行くふりをしてサボる。
  2. 表情が暗い。
  3. 体調を崩す。

 

大体、上記の3つのサインです。

サイン別に、それぞれの対処法を紹介していきます。

 

①塾に行くふりをしてサボる。

 

まずこれ。「塾に行くフリをしてサボる」ケース。

塾に行くと言って家を出たが、結局、
公園でダラダラしたり、友だちの家に遊びに行ってしまったりするケースです。

 

息苦しくなります。

子供はしばしば、受験に対して息苦しさを感じます。

 

親の期待を過度に感じていたり、親のコントロールに息苦しさを感じて、
一時的にその場から逃げ出してしまうことが、子どもにはありがちです。

しかも中学受験の勉強は、
進級するごとにさらに難易度が上がり、競争も激化します。

 

無理やりは、NGです。

もしここで、親が無理やり塾に戻したとしても、
結局は、もっと子供のメンタルが病んでしまうことに、なりかねません。

 

  • 勉強量
  • 勉強方法
  • 志望校
  • 中学受験についての家族全員の共通理解

これらを考え直す時期がきたと、とらえるべきなのかもしれません。

 

また、これらを考えた時、
このまま中学受験に向かって突っ走らせることのデメリットがメリットより大きいと判断できる場合は、

「中学受験から高校受験に目標を変更する」

という選択もありだと思います。

 

②表情が暗い

woman wearing blue denim jacket standing near white concrete wall

 

次にこれ。「表情が暗い」こと。

4年生まではなんとかやってこれたが、5年生になると、急に難しくなった。。

「今でもこんな大変なのに、この生活があと1年以上も続くなんて……」

しばしば受験生は、そんな気持ちが表情に表れます。

 

ただの応援はNGです。

ここでは、「頑張れ!」などのただの応援はNGです。

 

1年先の受験に向かって「頑張れ!」などと言っても、子供はそんな未来をイメージできないので、
何を「頑張って」なのかわかりません。

 

応援ではなく、


少しの頑張りで到達できそうな小さな目標を決めて、
それを一つひとつ乗り越えていくことで、「自分はやればできるんだ!」と自信を持たせること。

 

これが大事です。

 

優先順位をつけましょう。

ここでもう一つ大事なのは、
「優先順位をつける」こと。

 

子供は、「その日の勉強がずっと終わりそうにない」と感じると、
やる気を失います。

 

優先順位をつけて、一日の学習量を「ちょっとがんばればなんとかなりそう」と思えるように調節し、
予定を終えた時の達成感を味あわせたいです。

この、小さな成功体験が子どものやる気を取り戻します。



 

 

 

③体調を崩す

 

最後にこれ。「体調を崩す」こと。

受験勉強の辛さが増してくると、身体に症状に出てくるのです。

男の子は胃潰瘍、
女の子は円形脱毛症が多い
です。

 

私にも経験があります。

小学生の頃、隣に座っている子の机の下だけに、
髪の毛が異様に多く落ちていたのです。。

 

一度、立ち止まりましょう。

中学受験は、まわりの大人の関わり方によっては
子どもに過剰なストレスを与えてしま
うことがあります。

身体に影響が出るほどのストレスをかかえていることが判明したときは、
一度立ち止まって考えてあげてください。

中学受験の勉強は長丁場です。

ほとんどの場合、気合いや根性だけで乗り越えることは不可能なのです。

 

 

今日は、子供が塾に行きたくないと言ってきたときの対処法について話しました。

中学受験のストレスは案外大きなものです。
子供の精神状態をよく見ながら長丁場を乗り切って行ってください♫

 

ぜひ参考にしてください。

 

今日の記事を終わります。

記事公開日・最終更新日 2020年6月6日

西村則康『共働きだからできる中学受験必勝法!』,2018

 

 

 

 

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