【中学受験】無関心はNG!父親は受験にどう関わればいい?
こんにちは。
中学受験をされるお子様をもつ父親の方で、
子どもの中学受験にどう関わっていけば分からない…
という方はいませんか?
この質問は、よく聞くことで、
主導権は母親にあるけど、全然関わらないのもダメだしな…
と、お悩みの方は多いそうです。
中学受験のブログでも、
母親向けのものが多いですよね。
本記事ではプロ家庭教師Edenの居村が、
- 父親が子どもの中学受験にどう関わっていけばいいのか
について、話します。
是非ご覧ください。
無関心は、NGです。
まず言えるのは、
- 無関心は、NGだということ。
愛の反対は、無関心。
「愛の反対は無関心」
これは、マザーテレサの金言です。
お母さん方に書いてもらうアンケートで、
目につく言葉も「無関心」の3文字です。
多くのお母さんは、
「夫は中学受験に無関心」
と、思っています。
- 「無関心とは言っても、塾の送り迎えくらいちゃんとやってほしかった」
- 「学校選択においてもうちょっと心配してほしかった」
- 「夫は入学説明会で、初めて娘の第一志望校だった入学校に足を踏み入れました」
- 「小4の春 『息子に中学受験をさせる。それは親が誘導するものだ』と夫は言ったけど、
夫は小6の秋に唯一受けた学校以外、中学に足を運ばなかった。せめて2、3校は見て欲しかった」
などなど。
奥さんは、寂しいです。
アンケートを見ていくと、
妻たちの
「夫が無関心で、寂しいよぉ~」
と、涙声が聞こえてきます。
- 本音はもっと夫婦で話をしたかった。
- 学校説明でも一緒に行きたかった。
など、
夫婦で一緒に悩みたかったということです。
たしかに
「中途半端に口を出されるよりも無関心でいてくれた方が楽」
そんな声もあるにはありますが、
これは夫の無関心な態度に、もうあきらめてしまった方の意見に思えます。
孤独な気持ちにさせないことが大事。
では、
夫はどういう風に関わっていけばいいのか。
何か送り迎えを手伝うとか、
そういう具体的な行動はありますが、
とりあえず一番は、
- 奥さんを孤独な気持ちにさせないこと
が大事です。
中学受験は、泥沼です。
中学受験に足を踏み入れてしまうと、
そこは泥沼で、行くも戻るもままなりません。
- 手間
- 金
この2つが猛烈にかかるので、
大抵の人にとっては、「負け込んだ博打」状態です。
「志望校講座は1コマ1万?…もってけ泥棒!」
「次の模試こそは!次の模試こそは!」
と、夢を追うのです。
もう中学受験から降りるにしても、降り方が分からないので、
大抵のお母さんが、混乱状態になってしまいます。
「今多分、私はおかしくなってる!誰か止めて!
止められないなら、せめてこの道で合っているって、もう誰でもいいから言って!」
というのが、本音です。
お母さんは、孤独です
つまり、
- お母さんたちはものすごく不安で、孤独。
というのが、現実です。
「本来ならば、一番近くに居る夫と心を寄せ合いたいのに、
それは叶わぬことなんだ ……」
と確認する毎日は、
やがて
「ひとりで居る以上に、ふたりでいる方が寂しい」
という実感をうんでしまいます。
これが、中学受験をすると離婚する人が増える理由です。
孤独にさせては、いけません。
やはり、
夫たる者、妻を孤独にさせてはいけません。
一番いいのは、
- 奥さんの主導権を、尊重しながらも、
「協力は惜しまない」
という態度を見せることです。
「ママのやっていることは間違いないよ。大丈夫」
夫からこう言われるだけで、
奥さんは冷静さを取り戻せますし、
何より夫の愛を感じることができます。
この前、受験を終えた奥さんと話していると、
こう言っていました。
「息子が5年生から6年生の夏頃までの私は、毎日がパニックで自分を見失っている状態でした。
そういうときも夫が私のフォローをしてくれて、私を信じてくれていたことが、
私にだけではなく息子にもプラスになったと思います」
是非参考にしてください♫
現在、期間限定で、オンライン個別相談をしていますので、
ぜひご参加ください。
記事公開日2020年3月14日
最終更新日2020年3月14日
参考・引用
鳥居りんこ『中学受験わが子を合格させる父親道』,2016