【中学受験】第1志望に落ちても、第2、第3志望に入学して「良かった」理由とは?【落ちても、大丈夫】
こんにちは。
この記事を見ている方の中には、
「第2志望や第3志望には受かったけれど、
トップレベルの第1志望には、受からなかった」
と、悔しい思いをしているかもしれません。
しかし、少し言いづらいですが、
「その第1志望に落ちて良かった」
といえるかもしれません。
トップ難関校より、
第2、3志望の方が、先々のことを考えると、
子供の為になっているかもしれないのです。
そこで、本記事ではプロ家庭教師Edenの居村が、
- 第1志望に受からなくて、第2、第3志望に入学して良かった理由
について、話します。
第一志望に受からなくて良かった理由。
トップの第一志望に受からなくて良かった理由、
2つあります。
- 自信を無くさない。
- お気の毒な男子と会わない。
以上です。
順番に話していきますね。
①自信を失わない。
もし、第1志望に入っていたら、
勉強への自信を、失っていたかもしれません。
第1志望は、優秀すぎる。
もし第1志望の難関校に受かっても、
それがギリギリで合格の時。
授業を受け始めると、賢い子ばかりに囲まれる。。
そして、最初の定期テストの際には、
学力が最下位近くになり、中学受験でコツコツつけてきた勉強への自信が、
一気にパーになるケースがあります。
受かって一度は喜んだのに、自信を失ってつまらない青春になってしまったら、
元も子もないです。
自信を失ったら、復活しにくい。
一旦、難関校で勉強の自信をなくしたら、
もう一度それを得るのは、わりと難しいです。
なぜか?
難関校の先生は、熱心に授業をしない方多いです。大学の先生みたいです。
「どうせ、勝手に勉強するから」
と、放置しがちです。
しかし中堅校ですと、教育熱心な方が多いです。
もし勉強への自信を失っても、先生がサポートしてくれて、大学受験に間に合うのです。
第2志望で、モチベーション維持。
もし、
第1志望に落ちて、第2志望、第3志望の場合。
成績は上位にいて、
受験後に下がってもいいモチベーションが、下がりません。
そして、そのままトップ校の生徒と同じように、
難関大に受かるパターンも、よくあります。
②お気の毒男子と会わない。
もう一つの理由は、人間関係について。
第1志望にもし受かっていたら、
「お気の毒男子」
と青春を過ごしてしまうかもしれません。
お気の毒男子って?
お気の毒男子って何でしょう?
第1志望に受かった人の中には、余裕で受かった子も、もちろんいます。
そういう、めちゃくちゃ賢い子の中には、
たまに「お気の毒男子」がいます。
要するに、
自分が頭が良い事を鼻にかけるタイプの子。
お気の毒男子の特徴。
彼らはまだ10代ですが、ある程度は大人です。
なのであからさまに、「俺は頭いい!」。そんな声を出しません。
とはいえ、知らず知らずのうちに、
そのナルシスト感が、ちらちら見えます。
大人でも、いませんか?
大人の社会でも、そのような人、いませんか?
「誰かの為に。社会に貢献したい」
それよりも、
「自分に得か損か」
これを一番の基準に常に判断している、あの人です。
賢い子は、能力と学歴があるので、
出世は早いかもしれません。
しかし器が小さいので、トップまでには行けず、
魅力はゼロです。
今日はこれで終わります。
お知らせです。
記事公開日 2020年2月3日
最終更新日 2020年8月7日
参考・引用
高濱正伸『危ない中学受験』2014