【中学受験】子供がゲームをする時間は、しっかり制限しましょう。

 

こんにちは。

中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で、

子供がゲームにはまっているんだけど、親は何か注意するべき?それともごちゃごちゃ言わない方がいい?

という方はいませんか?

本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が

 

  • 子供がゲームをする時間は、しっかり制限するべき

 

という話をしています。

是非ご覧ください。

 

ゲームは、難しいです。

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毎年のように聞かれる受験相談は
「子供がゲームをずっとやっていて、勉強もしないといけないのに、どうしたらいい??」
ということです。

 

現在、コロナウイルスの影響で家にいる時間も長いので、
この手の相談は、かなり多いです。

 

そして、コロナ関係なく、ゲームについての問題は、
けっこう難しいです。ゲームも進化していて、かなり面白いのです。

 

 

過去の調査では…。

 

2007年の、少し古い調査(gooリサーチ)ですが、
約80%の子供がゲームをやっていました。

内閣府の2013年度の調査。
ここでも74.5%の子供がゲーム機を持っています。

なのでこの時点で、一人一台ゲーム機が渡っています。

 

時間の制限をしているのは45%で、
何も制限していないのは、35%近くもありました(2007年)。

 

もう10年前にこのデータです。これはスマホが普及する前。
今ではもっと多くの子供がゲームに精通していると思います。

 

生徒と接していても、ゲームのやりすぎで学校の授業中寝ている生徒が多くいるらしいです。
10年前では、小学生は授業中寝ることがありませんでしたが、時代は変わりました。

 

 

依存しがちです。

年々進化するゲーム。大人がやっても面白く、
子供からゲームを禁止するのは、実は難易度が高いです。

 

そして、大人が博打に大金を注いでしまうのと同じように、
親が何もしないと、子供が依存してしまうのです。

 

小6にもなって子供が本気モードになってゲームに興味がなくなったらいいのですが、
ずっとやりつづけて、中学受験中から入学後まで、ゲーム三昧で全く勉強をしない生徒になることがあります。

 

 

 

最良の方法は…。

ゲームに対する最良の対策法は、
物心つくまえにゲームを一切与えず、ゲームに触れさせないことや、
そもそもゲーム機を買わず、スマホやタブレットも頑なに貸さないことです。

 

【中学受験】小学生にスマホを持たせるのは反対です。【結局ゲームです】

 

もちろん子供の娯楽ややりたいことはやらせてあげます。

ゲーム以外に面白いことを見つけると、
あまり見向きもせずにそのまま大人になります。

 

 

制限がおすすめです。

しかし、そうはいかないのが現実です。

 

今からゲームを一切禁止させるのは、おすすめしません。
他の子どもはゲームをしているし、子供はストレスが溜まって、勉強どころではなくなる可能性もあります。

 

だから、放課後友だちといる時だけはOKにしたり、
親もゲームをする場合は、お互いに時間を決めてその時だけ一緒にやったりと、
ある程度の我慢をさせていけば、良い感じに乗り切ることができます。

 

逆に小学生の時にちょっとゲームをやらせておけば、
思春期にゲームにドはまりする可能性も少ないです。

 

ゲーム好きな子には…?

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しかし、もうゲームにある程度はまってしまい、
そこからずっと抜け出せない子供もいます。

そんな子に、ゲーム制限をきつくしても、
学習にいい効果がないような気がするのです。

 

遊ばせるのがおすすめ。

やはりこういう場合は、
「ゲームをする前に友達とサッカーをする」とか、
とにかくゲーム前に体を動かす経験をさせることがおすすめです。

 

そうすると、体が疲れているので、長時間ゲームにはまるのも難しくなります。

 

しかも、ゲーム前にあそんでいるので、
ゲーム以外の面白さも見出していく可能性も高いです。

 

現在は外で遊ぶのも難しいですが、
コロナが収まったら、ぜひ子供を外であそばせてあげてください。

 

ゲームと親子関係。

ゲームへの強い依存は、ゲーム以外に面白い事がなくなっていく
ということにつながります。

ここまできたら、緊急事態といって良いでしょう。

 

この段階に行かないように、親は色々工夫しないといけません。

かといって、強く強制すると、親子関係にひびが入ります。

 

なのでやはり注意する前に、
ゲームをする時間をしっかり決めておくのがおすすめです。

それを破ったらだめ。破らなかったら、親は何も言わない。

ということです。

 

 

親が「面白い」を提案。

さらに上記にもありますがやはり、ルールを決めて制限すると同時に、
親がゲームより面白いことを子供に提案するのがおすすめです。

これは親の役目です。

 

外にも遊べないなら、「ゲームをつくるがわ」への興味を持たせるものありです。
小学生でもプログラミングをしているケースはたまにあります。

また、他にもマンガや小説にハマるとか、
ゲームでも、何か学習につながるものをプレイするとか、色々策は考えられます。

 

【中学受験】ゲームとのベストな付き合い方を、解説します【禁止せず、嫌いにさせるべき】

 

余談ですが、本当にゲームをやりつづけてしまうというこは、
もしかしたらそこに才能があるのかもしれません。

今はゲームも十分に仕事になりますしね。

 

 

今日は、ゲームの対処法について話しました。

 

是非参考にしてください。

 

今日の記事を終わります。

記事公開日・最終更新日 2021年2月15日

 

参考・引用

『中学受験に勝つ子が育つ賢い親の習慣』,松永暢史,2015

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