【中学受験】社会の苦手克服は、親も一緒に勉強するのがおすすめです。
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で、
うちの子、一人で黙々と社会の暗記をしているっぽいけど、
中々成績が上がらない…。
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 社会の苦手克服は、親も一緒に勉強するのがおすすめ
という話をしています。
是非ご覧ください。
親と一緒の勉強がおすすめ。
社会が苦手で困っているというご家庭は、
親もその勉強に参加して、一緒に学んでいく姿勢を取ることがおすすめです。
少し時間がかかるかもしれませんが、
それが弱点克服の一番の近道だと思います。
社会ができない原因は…。
社会が苦手な子の、原因は何でしょうか?
大きく分けて、この2つだと感じます。
- 暗記量の多さにビビッて、そもそも無理だと諦めている。
- 先生の授業が、ちんぷんかんぷん。
です。
これは、生徒が悪いわけではなく、
集団塾の授業が原因だと思います。
先生が悪いと言うより、システムが悪いのです。
集団塾の欠点です。
集団塾の社会の授業は、
- 大枠をスピーディに終わらせる。
- 細かいところを、詰めていく。
このパターンで進行します。
この学習法の特徴は、
メリットは、早く多くを学べるので、
細かいところを詰めていく時間が多く取れるのと、
デメリットで言えば、最初の大枠をしっかり分からないと、後々いくら頑張っても、
全く向上しないことです。
たとえ、成績が良い子でも、大枠を一気に理解するのは、
至難の業だと思います。できる子はいるはいますが、ホント凄いと思います。
なので、ただただ塾に通っているのみでは、
社会の成績はイマイチだと思います。
正しい勉強方法を。
なので、最初の大枠を、
なるべく時間をかけず理解して、効率のいい学習法に慣れるために、
「正しい勉強法」を知ることが、大切です。
一人一人の勉強の面倒は見れないということもあり、
集団塾ではあまり教える理由がありません。
親も一緒に勉強することで、
正しい勉強法を子供に伝えていく必要があります。
また、理科と社会は、あとで頑張ればいいという意見はありますが、
意外とそうでもなく、ある程度はちゃんと勉強しないといけません。
正しい勉強法を掴むのは、理社においても大事なのです。
【中学受験】理科と社会は後回しにしてもいいの?だめなの?【暗記科目】
親が気を付けるべきポイントは?
では、親はどういうことに気を付けて、
子供と一緒に勉強すればいいのでしょうか?
それは
- 優先順位
- 教材の使い方
この2点が、ポイントです。
この2点を抑えることで、
正しい勉強法を子供に伝えることができます。
1.優先順位
まずは「優先順位」
- 今すぐ暗記しなければいけないこと。
- 後々、詰めていく時期に覚えること。
この2つをしっかり自分で分かっておく必要があります。
例えば、
- 徳川家光(3代目)
- 徳川家綱(4代目)
だったら、絶対家光の方が頻出です。
あんまり活躍していない徳川さんのことは、
後回しにしても大丈夫です。
2.教材の使い方
二つ目は、「教材の使い方」です。
よくあるのは、全然覚えていないのに、
問題を解こうとするけど、全く解けず、時間だけが過ぎていく。。というケース。
だったら、最初のステップとしては、
問題を見ながら答えをノートに写していくので大丈夫です。
それをやって少し慣れておけば、
解答を赤ペンで書いて、赤下敷きで隠して勉強したりと、
色んな工夫ができます。
子供の中には、そもそも教科書に線を引くことを知らない子もいます。
親御さんが、蛍光ペンを渡してあげて、
線を引いて目立たせることを教える必要があるかもしれません。
あくまで「一緒に学ぶ」
また、大事なのは、
あくまで「一緒に学ぶ」ことであり、「指導する」わけではないのです。
ついつい親の方が賢いので、色々と、「ここは違うでしょ」と
注意してしまいがちです。
それだと子供も勉強のモチベーションが下がってしまいます。
あくまで「一緒に学ぶ」ことが大事。
子供の隣で「ヘ~、そうなんだ」と理解していきましょう。
意外と知らなかったこともあって、
普通にいい経験になるかもしれません。
※家庭教師でも大丈夫。
とはいえ、親が一緒に勉強するのは、
流石に時間が取れないと言う方も、多いと思います。
お仕事や家事などに追われていますしね。
そういう方は、もちろんずっと一緒に勉強しなくても大丈夫です。
2週間に1回、子供が苦手な分野を勉強するときに、
勉強法と共に、ちょっと教えてあげるだけでも、全然違います。
また、家庭教師を利用するのはお時間が無い方に特におすすめです。
費用はかかってしまいますが、プロの家庭教師は正しい勉強法をしっかり知っているので、安心です。
是非、正しい勉強法を身につけて、
膨大な暗記量をマスターしていきましょう。
今日は、社会の勉強法について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年1月23日
参考・引用
『もう悩まない中学受験 成績アップと合格をかなえるコツとわざ 』,小川大介,2017
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