【中学受験】入塾テストのために、最低3ヵ月は準備しましょう。
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
うちの子を塾に通わせようと思っているのだけれど、
入塾テストの対策は、必要なのか?どれくらいの期間、必要なのか?
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が、
- 入塾テストの対策はどうすればいいか。
について話します。
是非ご覧ください。
難しいです。3ヵ月の準備を。
塾に入る時にほとんどの場合受けるのは、
「入塾テスト」です。
最初だから簡単だろうと思っている方もいらっしゃいますが、
実はこれ、けっこう難しいです。
例えば、四谷大塚。
「合格率50% 日本最難関の入塾テスト」というキャッチコピーでした。
なので実は、不合格、十分あり得る話です。
そしてそうならないためにも、
「3ヵ月」は最低準備をしておきましょう。
上位を目指しましょう。
また、できれば上位に入れた方が、後にも良いでしょう。
上位のクラスの方が、先生たちも優秀な方が多く、
一度上位クラスに入ると、ずっとそこにいるケースもあるからです。
実は下位クラスから逆転するのって、
簡単ではないんです。
学校の勉強は前提です。
また、
「うちの子は、学校の勉強をしっかりできるから大丈夫」
そういう方もいらっしゃいますが、
入塾テストは、学校の勉強ができるのが、「前提」の話です。
学校では習わないようなことが、
普通に出てきます。
なので、ここでいい結果を出すためにも、
3ヵ月は、対策が必要なのです。
何をすればいいのか?
では具体的に、対策はどのように、何をすればいいのでしょうか?
また何に気を付けた方がいいのでしょうか?
スピードアップ。
まず気を付けたいのは、
日ごろの勉強の、スピードアップです。
塾の勉強の問題は量が多く、
スピードアップが必要です。
なので日ごろから、何か学校の宿題をするときに、
タイマーなどで時間を計ることがおすすめです。
長文に慣れます。
次に、長文に慣れること。
塾の国語の問題文は、
学校のものより、はるかに多いです。
長文を読んで、今の内に慣れておくことが、必要です。
おすすめはこちら。
これらの対策としては、中学受験準備用のテキスト、
『小学3・4年 自由自在』(小学教育研究会・ 受験研究社)の
算数と国語がおすすめです。
国語の長文は、こちらのテキストの後半部分が、
解きやすくて、おすすめです。
漢字や計算も、3年生のみではならず、
4年生の分も、先取り学習をするべきです。
問題用紙と、解答用紙。
また、たまにあるのが、
入塾テスト当日、問題用紙に全て解答を書いてしまって、
解答用紙を白紙に書いてしまうこと。
問題用紙と解答用紙は別にあることを伝えておく必要があります。
家で勉強するときも、何回かは、問題と解答を分けて取り組ませましょう。
低学年から、やりましょう。
もちろん、3か月前ではなく、
低学年のうちから、対策ができるならそれが一番です。
とはいえ、難しいものをしろと言っているわけではありません。
基礎的な「読み書き計算」。これをしっかりこなすことが、最も大事です。
今いる子の学年の、1つ上の内容ができれば、とてもいいでしょう。
取り組むわが子をほめながら、取り組んでいってください。
今日は「中学受験の入塾テスト」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年8月29日
参考・引用
『中学受験の常識ウソ?ホント?親が勘違いしがちな49のこと』,西村則康,2015