【中学受験】「学校の成績がいい」で受験勉強をまだ始めないのは完全に間違っている理由【保護者向け】

こんにちは。

中学受験を子供にさせようか迷っている保護者の方の中で、

「うちの子は学校の成績が良いから、まだ中学受験の勉強を始めないで大丈夫。受験直前でいい」

と考えておられる方はいませんか？

ハッキリ申し上げて、それは危険な考えです。

今日は、中学受験業界に10年以上携わり、
今まで3000人以上の生徒を指導してきた、
プロ家庭教師Edenの居村が
「学校の成績がいい」で受験勉強をまだ始めないのは完全に間違っている理由を話します。

※3分で読めます。

まず、学校の順位は信用できません

 

まず、学校の順位自体が、信用できません。

 

昔、こんなお父さんがいました。
「うちの息子はクラスで1番。だから、塾に行くのは受験直前で大丈夫」

しかし、
現在の中学受験は以前と違ってそれほど甘くありませんし、

それに、
息子さんが「クラス1番」というのは、
何を尺度にしてるのかよくわかりません。

現在の公立小学校で、
テストの順位をつける教育をしている学校は、
あまり聞かないからです。

学校の成績が良いというのは、
先生本人の申告と、
通信簿を見ての楽観的な判断だと思います。

 

中学受験は厳しい世界です

 

現在の中学受験は意外にも、厳しい世界です。

昔と今は違う世界に

まず、
「塾は受験直前で大丈夫」と言う親の考えは、
四半世紀前の、中学受験がまだのどかだった頃のことで、
時代が違うと申し上げておきます。

中学受験は特殊な世界

また、
良い悪いは別にして、
現場の中学受験は特殊な学習が必要で、
しかも小学4年からスタートするのが普通です。
私の記憶でも、小学6年生から塾通いを始めて第一志望に合格したと言う子供は、
100人に1人程度しかいません。

お子様の為にもスタートを

学校での成績は悪くないという子さんは、
多分、利発で学校の勉強もまずまずなのでしょう。

だからこそ、
親が客観的な状況分析のもとに、適切な判断を下すべきです。

そうしないと、
せっかく可能性を秘めているお子さんの
前途を閉ざしてしまうことになりかねません。

 

家庭教師or集団塾へ

思い立ったが吉日、
自分の子供が中学受験の成功を願うなら、
「受験直前」ではなく直ちに家庭教師か集団塾に通うことをお勧めします。

 

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模試を受けたらわかります

 

とはいっても、
言葉だけでは中学受験の世界が分からないのも無理ありません。

なので、一度、
大手の進学塾の公開模試をお受けになったらいいでしょう。

「井の中の蛙」のことわざではないですが、
お子さんの模試の結果を見れば、上には上がいることを実感されるはずです。

 

 

参考・引用　須野田誠『カリスマ塾長直伝　中学受験に大成功する「家庭の戦略」』