【中学受験】夏休みの長時間勉強には、落とし穴があります。【効率、悪くなるかも】
こんにちは。
今日は少し離れた夏休みについての記事ですが、
コロナウイルスの影響での休校中や、春休みにもぴったりな内容なので、ぜひご覧ください。
中学受験をされるお子様は、夏休みや、春休みの長期休暇中、
1日10時間勉強して、一気に成績を上げるぞ!!
と意気込んでいる方はいませんか?
また、小学6年生にもなれば、
長時間勉強はして当たり前みたいな風潮があります。
しかし、
私はそこに落とし穴があると思います。
そこで本記事ではプロ家庭教師Edenの居村が、
- 夏休みの長時間勉強の落とし穴
- その落とし穴を避ける方法
について話します。
是非ご覧ください。
質が落ちます。
夏休みや春休みの長期休み中、
「1日10時間勉強をするぞ!」
そんな目標を掲げる目的は、
「学力を上げること」
これに尽きますね。
作業時間になります。
しかし多くの人は、
- 「10時間やること」が目標になり、ただの作業時間になる。
というケースになります。
集中して勉強できた実質勉強時間は、
10時間より少ないでしょう。
やった感が、でてします。
- 5時間勉強で、5時間勉強する人
- 10時間勉強で、5時間勉強する人
この2択なら、
前者がいいでしょう。
後者は5時間の無駄があります。
この無駄は
- 次の日への無駄な疲労。
- 身になってないのに、達成感だけある
というデメリットにもつながります。
質×時間で決まります。
勉強の成果は、
- 質×時間
で決まります。
10時間など、長時間勉強することで
勉強の後半、疲れて集中できないのなら、
集中が切れた時点で勉強を終え、
早めに休んで、次の日のコンディション作りをする方がいいです。
勉強時間だけが全てではないです。
沢山勉強しているのに、そんなに成績が良くない人、
クラスには一人、いますよね。
落とし穴を、避けるには?
この、
「長時間勉強の落とし穴」
から避けるには、
どうしたら
- 「質×時間」を高められるか
→つまり、何時間までなら集中できるか
を知ることが、一番です。
実験をしましょう。
自分が何時間まで集中できるか
これは実験を重ねることで、徐々に分かっていきましょう。
- 15分勉強してみる。
- 集中できたら時間を伸ばす。できなければ諦める。
- これを繰り返す。
以上です。
実験で分かること。
これを繰り返していくと、
- 1回の集中辺りの限界時間
- 1日当たりの限界時間
が分かってきます。
これが分かれば、
勉強時間=実際に勉強できた時間
をすることが可能です。
是非参考にしてください。
ちなみに現在、期間限定で、オンライン個別相談をしていますので、
ぜひご参加ください。
おおたとしまさ『間違いだらけの中学受験』2013
記事公開日 2020年3月12日
最終更新日 2020年3月12日