【中学受験】中高一貫校の、「部活動」の意外な現実を話します。
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
中学受験をして、中高一貫校に子供を入れて、思いっきり部活をさせてあげたい。
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 中高一貫校の「部活動」の意外な現実
について話します。
是非ご覧ください。
一貫校の部活の現実
私立中高一貫校の部活の長所として、高校受験がないので、
中1から高3まで幅広い人間関係の中で、一つのことに取り組めるというのがあります。
「好きなことを、この6年間で一生懸命取り組んでほしい」
そんな気持ちから、受験を決意する方も多いです。
しかし、
「私立に入学すれば、全力でサッカーができる」と夢見て、
中学受験期はサッカークラブを一旦休んで頑張ったのに、入学してみると、
「中高一貫校なのに中3の夏で部活は一 度引退」だったというケースもあります。
学校の考えが、違います。
その他にも、
- 部活を薦めておきながら、成績が悪いと入部を積極的に認めない。
- 点数が低かったら、その子は部活禁止
- 部活は掛け持ちしてもいい
- 部活を思い切りさせる学校
などなど、
部活に対しての考えが、学校によって違います。
また、学校側がどれだけ力を入れているか、
というのも違ってきます。
野球経験のない先生が嫌々監督をやっている学校がある一方、
例えば「城北」では、部活に力を入れており、
専門の先生を顧問にスカウトしています。
心の拠り所になります。
また、
部活は生徒の6年間の、心の拠りどころとなります。
鉄道の例
例えば鉄道オタクの男子は、
鉄道の良さを知らない女子から「キモイ」など、ひどいことを言われがちですが、
「獨協」は、そんな子の「個性」を伸ばすことに力を入れています。
鉄道つながりになりますが、
「鉄道模型コンテスト」 は趣味のレベルを超えた、本格的な大会です。
男子のイメージが鉄道にはありますが、
「共立女子」が文部科学大臣を受賞したのは、2、3年前の話。
ついには、アメリカ・ミルウ ォーキーで開催された国際大会に招待されました。
部活は顧問の学校・先生の力の入れ具合によって、
趣味程度で終わるか、対外に名をはせるか、決まってきます。
部活でなくてもいい。
とはいえ、
中高一貫校に入らせたからには、
必ずしも部活をやらなければいけない
というわけではありません。
心の拠り所は、他にも合っていいのです。
子供が特に興味もなく、熱意もわかないものに
取り組まなければならないことになっては、時間の無駄です。
- 学校行事を頑張る
- 生徒会で頑張るとか
- その他自分の好きなことに取り組む
などなど、部活と勉強の他にも中高6年間にできることはたくさんあります。
中には、入学したら部活に絶対入らないといけない
という学校もあるので、そのルールがあるかどうかも、調べておくべきですね。
同じ部活でも、学校や顧問の先生の熱意によ って、
活動量が違ってきます。
説明会や文化祭で学校に行くときは、
部活の顧問の先生とも、話してみてください。
今日は「中高一貫校の部活」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年7月4日