【受験】「音楽を聴きながら勉強」は集中できる?できない?

こんにちは。

受験勉強をされる方は、夏休みに向けて勉強を頑張っているころだと思います。

そこで皆様の中に、音楽を聴きながら勉強している人って、どれくらいいますか?
おそらく半分以上の方が、音楽を聴きながら勉強したことがあると思います。

そこでよく出る質問、「音楽を聴きながら勉強するのは、いいの?悪いの?」

本記事ではプロ家庭教師のEdenが、音楽を聴きながら勉強することと、集中力の関係について話していこうと思います。

歌詞がある音楽はNG!!

まず前提として、勉強するとき、歌詞がある音楽は絶対に聴かない方が良いです。

なぜか?

歌詞が頭に入ってきて、勉強の妨げになるのです。
常に歌と勉強の内容が頭に入ってくると、どちらかのチャンネルに意識を合わせることになります。
勉強に集中しているときは歌が遮断されるますし、集中力が途切れているときは歌が聴こえる。
このような状況になります。これでは効率的な学習とはいえないよね。

特に母国語の歌だと、歌詞が完全に聞き取れてしまうので、集中力の妨げになりやすいです。

なので、聴くとしたらクラシックやジャズなど、歌詞がないものを選ぶといいでしょう。

音楽は勉強中に良いの?

歌詞のある音楽は抜きにして、果たして、音楽を聴きながら勉強するのは集中できるのか?できないのか?
正直言ってこの問いには、「人による」としかいえません……。

やってみないと分からないのです。

しかし、こういう人は音楽聞きながら勉強できる。こういう人は向いていない。
ということはできます。

まず、勉強するときに、うるさい場所が好きか嫌いか、の違いです。
カフェやファミレスなど、うるさい場所が好きな人は、音楽を聴きながら勉強した方が、集中力が上がるケースが多いです。
逆に図書館など、静かな場所での勉強を好む人は、音楽を聴きながら勉強すると、集中力が下がるケースが多いです。

次に、クラシックやジャズが好きかどうか。
嫌いな人は、聴くと集中できない、というわけではないのですが、クラシックやジャズが好きな人は、そういった音楽を聴きながら勉強すると、受験勉強に効果的だと思います。。

なぜか?

好きな音楽を聴いて良い気分になっているときは、
脳内でドーパミンと言われる神経伝達部物質が分泌されます。

ドーパミンは意欲、学習などに大きく関わり、やる気を上げる役割を担ってくれます。

勉強時に聞いてよい音楽(クラシッその他ジャズなど)が好きな人だと、集中できてやる気もでるという一石二鳥が狙えます。

また、音楽と相性がいい科目、悪い科目があります。

相性がいい科目は算数、数学です。
集中しているときは全く音楽が気にならず、心地よく問題に取り組むことができますし、疲労感も少なくなり長時間問題に取り組むこともできる、という声が生徒の中でも多く出てきました。

逆に相性が悪いのは、英語と、文系科目全般です。
暗記をする際は音楽を聴かずに、暗記事項を音読したりして、自分の声を聴いた方が勉強効率が良いです。
また、言語で考える文系科目は、中々集中ができないとの声が、生徒から多く聞きました。

音楽を朝の勉強に取り入れよう!

音楽を勉強に取り入れるのに、おすすめの方法があります。しかも、夏休みにおすすめの!

夏休みは、講習がない限り、朝から勉強する方が多いと思います。

そこでおすすめなのが、一日の最初の勉強をするときに、音楽を聴くことです。
それも、結構激しめのものです。
クラシックなら、マーラーだとか、ジャズなら、バディ・リッチとかとか。

そうするとどうなるか。

朝、音楽を聴いて目が覚める。
勉強を始めやすいルーティーンになる。
好きな音楽(自分はそうだった)だから、ドーパミンが出て、やる気が上がる。

という3つのポジティブな効果が得られます。

もちろん、ずっと聞くわけではなく、科目を変えたり、30分くらい経ったら、イヤホンを外してましたが、この方法で受験の夏を自分は乗り切りました。

是非、試してください!

記事公開日・最終更新日:2021年6月30日

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