【中学受験】親がやってはいけない叱り方を話します。【3つの子どもタイプ別】
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で、
子供に叱る時があるけど、あまり子供に響いていない感じがする…。
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 親がやってはいけない叱り方
を話します。
是非ご覧ください。
叱るのも、必要です。
中学受験をされる親御さんはよく、
「褒める教育」をしなさいと言われると思います。
確かにそれは一理ありますし、
頑張ったらちゃんと認めてあげるのは、当然です。
しかし、時には、しっかり叱ってあげる必要があります。
【中学受験】親でも、注意すべき時は子供にビシッと言うのがおすすめです。
人間の動機
人間には、2つの動機があります。
- 自分から頑張りたい
- 他人に言われて頑張る
この2つ。
どの子にも共通して言えるのは
「親に言われなくても自分から勉強しなさい」という叱り方は、
効果がないということ。
これだと、「他人に言われて頑張る」ようやる気を引き出しているのですが、
「自分から頑張る」よう言っています。
矛盾が起きているので、子供は勉強しようと思いません。
自分から頑張らせたい。
やっぱり子供には、自分から頑張ろうと思ってもらいたいです。
人に言われるて勉強するよりも、自分から勉強する子の方が、絶対に伸びます。
そこで、子供のタイプ別に、「叱り方」において気を付けた方が良い事を話します。
気にしないタイプ。
まずは「気にしないタイプ」の子です。
こういう子は、大人に怒られても、特に傷つく様子が無く、
ずっとニコニコしているような印象があります。
こういう子は…。
こういうタイプの子の特徴としては
- 自分の楽しいことをするのが大好き。
- ボーっとして何かを想像するのが好き。
- 他人と比べるのが嫌だ。
などがあります。
こう叱ります。
こういうタイプの子には、
以下の叱り方のコツがおすすめです。
- 人と比べるとやる気をなくしてしまうので、勉強以外でも、
目の前のちょっとしたことを一人で成功させてあげると、モチベーションになる。 - 叱る前に、子供についてしっかり考えていたことをちゃんとアピールする。
です。
元気なタイプ。
次に「元気なタイプ」の子です。
男の子に多く、色んな事に積極的に取り組む明るいタイプです。
勉強も比較的一生懸命やりますが、ムラが合ったり、親が一方的に押し付けると、やる気をなくします。
こういう子は…。
こういうタイプの子の特徴としては
- 競争となると負けたくない。
- 地頭も結構良くて、色々言い返してくる。
- 人に指図されるのが嫌だ。
などがあります。
こう叱ります。
こういうタイプの子には、
以下の叱り方のコツがおすすめです。
- そもそも子供が得意なことがあったら、まずはそこを褒め、教えてもらう。
- 叱る時には「○○君だったらできると思うんだけど」と、ちゃんと子供に期待していることを示す。
- 叱るのは最低限の時間にして、なるべくどうすればいいか自分で考えさせる。
です。
自身がないタイプ。
まずは「自信がないタイプ」の子です。
こういう子は、他人の目を気にします。
自己肯定感が低くて、勉強し始めても、難しい問題に出会うと、すぐ投げ出してしまいがちです。
こういう子は…。
こういうタイプの子の特徴としては
- 怒られると、委縮してします。
- 集中力が強い。
- 頑張っている姿を人に見られたくない。
などがあります。
こう叱ります。
こういうタイプの子には、
以下の叱り方のコツがおすすめです。
- 無理にきついことをさせるのではなく、簡単にできることをやらせてあげる。
- 叱りながらも、「でもできなくても大丈夫、ゆっくりで大丈夫だからね」と、
子供のペースを尊重してあげる。 - 他の子どもと比べない。
です。
今回は叱り方のコツについて話しました。
完全に3つに分かれるということではありませんし、子供の性格が変わることはあると思いますが、
是非参考にしてください。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年2月5日