【中学受験】本番直前は、子供が自分を信じられるようにしましょう。
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で、
もうすぐ受験当日を迎えるけれど、
本番直前に、親は子供に何をしてあげればいいの…?
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 受験本番、親が子供に何をしてあげればいいのか。
について話します。
是非ご覧ください。
子供が自分を信じられるように。
本番直前、親も子供も、そわそわしています。
2月まであと一週間ともなると、
何をするべきか、何をしてはいけないかが、分からなくて、混乱してしまう方がいます。
主としては、「いつも通り」を心がければいいのですが、
方針としては、「本番に子供が、自分に自信が持てるようにメンタルをケアしていく」
というのが、おすすめです。
自信の差で決まる勝負です。
中学受験というのは結局、
「どれだけ自信をもって臨めたか」が、
最後の勝負を分ける世界だと感じます。
また、勉強を真面目に頑張ってきた子ほど、
不安で自信がないパターンが多いです。
そしてその自信の部分は、
周りの家族や友達が作って行ってあげられる部分が多いです。
ポジティブなメッセージを。
そのためには、起こる物事をポジティブに考えて、
ポジティブなメッセージを送ってあげることが一番です。
直前にやる前年の過去問を間違えても、
「何でそんなミスするの?!」と注意するのはこの時期だとNG。
- でもここら辺はよくできてるね。
- こういうところを直せば合格できるね。
- 今できなくても、本番できるよ。
と、とにかくネガティブなことは言わず、
温かい気持ちでポジティブなメッセージを伝えてあげましょう。
ここでネガティブなことを言ってしまうと、決して悪意はなくても、
受験にとっては、マイナスです。
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プラスの考えを固めましょう。
受験に限らず何事も、起こることには、プラスとマイナスの面があります。
それぞれが、起こったことのどっちの面を受け取るかによって、
その人の価値観が固まってきます。
プラスとマイナスの傾向。
ここでプラスの面を受け取って、
ポジティブな価値観を形成することができれば、
一見よくないことが起きても、良い面を見て、ポジティブに切り替えられます。
もし、マイナスな面を受け取り続けると、
ネガティブな価値観が形成されてしまい、
良い事が起きても、悪い面を見て、ネガティブを引きずります。
この、受験直前ですと、
なるべくプラスの面を見せてあげて、プラスの気持ちを作っていくのが大事です。
お試し受験についても。
例えば最近ですと、1月のお試し受験の結果が出る頃でしょう。
余裕の学校に余裕で合格したとしても、
「当たり前だよね」という雰囲気ではなく、「すごいね!」と、喜んであげましょう。
実際、偏差値が低い学校だったとしても、
中学受験で1つ合格するというのは、かなり凄いと思います。
お試し校とはいえ、そこは難関校志望者も受けるわけですから、
そういうポジティブな面を捉えて、子供に言ってあげましょう。
親が少し気にするだけでも、
2月に向けて、子供は自信を持っていけるはずです。
受験に限りません。
ここで、自信をもって真剣勝負に挑めるというのは、
受かっても落ちても、人生の財産だと思います。
自信を持つ経験は、受験のみではなく、
生きる上でとても大事です。
これから起きる色んな嫌なことも、
なるべくポジティブに捉えていこうと思うことができます。
この「気持ち」の大切さは、
現在コロナウイルスに苦しんでいる世界の現状を思えば、実感できますよね。
- いつも通りやればできる。
- もし落ちても、そこから何とかなる。
- 絶対にあなたは大丈夫。
と、受験前後にはこういったメッセージを送ってあげましょう。
中学受験を機に、ポジティブな価値観が作られ、
勝負強くなり、精神的に一皮むける。
こうなれば、正直受かっても落ちても、
中学受験をして大成功だと思うのです。
ラストスパート、頑張っていきましょう。
今日は、合格しやすい子の親について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年1月26日
参考・引用
『受験は要領』,和田秀樹,2005