【中学受験】公民の日本国憲法は、音読で対策しましょう。【社会】
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
うちの子、公民の解くに憲法に関する部分が、中々覚えられない。。
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 公民の日本国憲法の対策法
について話します。
是非ご覧ください。
憲法の覚え方
公民の日本国憲法は、なんて書いてあるかが一見して分からない程、難しいです。
いきなり理解するのではなく、やはり音読を毎日することを、おすすめします。
出るところ、決まっています。
もちろん、憲法全てを暗記する必要はありません。
頻出のところは決まっていて、そこをしっかり抑えれば大丈夫。
特に出るところは、
- 1条
- 9条①
- 9条②
- 25条①
- 41条
- 76条①
です。
ここが特に大事。
それぞれの内容
1条については、
大日本帝国では、天皇が主権者でしたが、
戦後、主権者が国民になり、天皇は日本国民統合の象徴になった。
というのが、内容です。
9条は、平和主義についてです。
- 戦争放棄
- 戦力の不保持
- 交戦権の否認
この3つがあります。
また、同様に重要なのは、25条①の、生存権。
これは、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」という内容で、
基本的人権の中の社会権の一つです。
41条では、国会が国権の最高機関そして国の唯一の立法機関であることを定めているものです。
76条③では、司法権または裁判官の独立を意味し、裁判官は、他から指揮命令を受けることなく独立し、
憲法と法律に基づいて裁判を行うことを定めています。
これらは頻出であると共に、
憲法の核であり、特に9条なんかは、度々議論されます。
前文も大事です。
憲法と同様に、その前文もまた、大事です。
リンカーンと似ています。
前文の第2文は、リンカーンの演説からとったものなので
似ています。
第2文→「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、
その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。」
リンカーン→「人民の人民による人民のための政治」(government of the people, by the people, for the people.)
これを見ると、後者の方が理解しやすい感じがしますよね。
日本国憲法は、小難しい言葉が使われていたり、
普段私達が使っている意味と違う使い方をされています。
とにかく覚えるのもOK
確かに、憲法の意味を理解するのも、大切です。
しかし、時間がない場合は、とにかく熟語のみを詰め込んで暗記するのも、ありです。
なぜなら、本番では、ただただ知識を問うてくるタイプの問題が多いのです。
しかし、注意ですが、漢字で覚えてください。
本番の出題は漢字指定なのです。
とにかく音読して、それから書いたりして、
頑張って覚えましょう。
今日は、日本国憲法について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年11月4日
参考・引用
『中学受験小6になってグンと伸びる子、ガクンと落ちる子 6年生で必ず成績の上がる学び方7つのルール』,akira,2011