【中学受験】6年の秋でも中々やる気が出ない子には、どうすればいい??
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
うちの子、6年生になっても中々勉強のやる気が出ない…。
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 6年生の秋でも中々やる気が出ない子にどうしたらいいか
について話します。
それには3つあります。
- 塾に連絡する。
- 併願校を決める。
- カウントダウンをする。
以上です。
順番に話しますの絵、是非ご覧ください。
塾に連絡する。
最初にこれ。「塾に連絡すること」です。
家でダラダラしてしまうのは、、ある意味ちゃんと指導できていない塾の責任です。
そこで、塾に電話して、アドバイスをもらいましょう。
かけかたがあります。
ただ電話をかけると言っても、
良いかけかたが存在するのです。
まず時間。
授業開始前にかけるのはおすすめしません。
塾によって違いますが、大体、16時から17時くらいです。
また、授業の間の時間もかけてはいけません。
この間、生徒の声がうるさくて、電話でのコミュニケーションは、かなり難しいです。
やはり、午後の14時あたりがベストなのではないかと思います。
内容は…?
次に、先生に聞く・頼む、「内容」です。
「うちの子、全然模試の復習をしないので、
先生からしっかりやるよう言ってもらっていいですか」
と頼んでしまいましょう。
また、
「4教科全ての先生からそういう指導をお願いします」
とも言って大丈夫。
多くの先生から言われた方が、
子供もやろうと思います。
塾に何度も頼りましょう。
多分、先生に言われて子供は一時的に頼るはず。
しかし、少し経てば、またダラダラしてしまうかもしれません。
そうなるたびに、塾に電話して、
子供への指導を頼みましょう。
諦めはNG
私自身が保護者の方と話している時には、
「諦めちゃダメ!」
という話をします。
生徒や親御さん、この時期の模試で成績が芳しくないと、
「絶対落ちるし…」と明らかに悲観しています。
しかし、
「家庭教師も塾の先生も諦めていない。当人が諦めちゃもったいない」
としっかり前を向かせます。
ちゃんと分析します。
前を向かせるのみではなく、
しっかり生徒の成績を分析します。
模試の合格可能性が5割を超していたら、
第一志望は変えないよういいます。
もちろん、リスクもあるので、併願校に8割受かるところも入れます。
それを決めたらやることは勉強のみ。
勉強の中でも、苦手な分野をとにかくやっていきます。
模試のなおし、問題集のミスしたところなど、
とにかく不安要素を消していきます。
併願校を決める。
2つ目は、「併願校を決める」ことです。
併願校を決めておけば、少しは安心感が出てきて
勉強に取り組みやすいです。
志望校と実力が離れているから不安になるのです。
そういう意味において、第一志望を変える選択肢もあります。
5分なら受けましょう。
繰り返しますが、
合格可能性が5割あるなら、
第一志望は変えない方が良いと思います。
このレベルですと、合格可能性8割の生徒と、
偏差値の差が5もないと思います。
そして本番は2月。冬休みも始まってません。
まだまだ勉強の時間は残されているのです。
もちろん、合格可能性が2割でも、逆転合格する人はいます。
併願パターンを考える。
安心しておくためにも、2月1日から3日の中、1つはチャレンジするにしろ、
併願校を決めておきましょう。
午後入試という新たな試みも、近年の特徴です。
受験パターンが増えた今、どう組み合わせるか、
たくさん考える必要があります。
男の子は、嫌がります。
ちなみに、傾向として1つ言いたいのが、
志望校を下げると、男の子は大体、嫌がります。
- 「受かりたいから受ける」
- 「入学したいからチャレンジする」
と、数字や論理で判断しないのです。
でも、ずっと頑張ってきた子供達。
そんな子の第一志望を親が無理やり下げるのは、おすすめしません。
カウントダウンをする。
最後にこれ。「カウントダウンをする」ことです。
家でダラダラしてしまうのであれば、
緊張感を無理やり生み出せばいいのです。
それにはカウントダウンをするのがおすすめなのです。
あと○日と書きましょう。
都内入試の本番は、2月1日。
お試し校は1月からあります。
「○○校入試まで、あと56日」という風に、
入試日から逆算して、日記やカレンダーに毎日書きましょう。
毎日です。毎日書くことによって、段々近づいてくる感覚を覚えます。
それが緊張感を生むことになるのです。
今日は、「秋以降の子供のやる気の出し方」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年10月23日
参考・引用
『中学受験小6になってグンと伸びる子、ガクンと落ちる子 6年生で必ず成績の上がる学び方7つのルール』,akira,2011