【中学受験】「嫌い」な教科を「好き」にさせる方法を話します。
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
子供が嫌いな教科が多くて、
何とか一つでも好きにさせたい…。
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が、
- 「嫌い」な教科を「好き」にさせる方法
を話します。
是非ご覧ください。
嫌いな教科を好きにさせるには?
受験というのは、
勉強を好きにさせることが、一番の攻略法です。
逆にやはり、嫌いな教科があると、
それだけで結構不利になります。
なので、
嫌いな教科がある場合は、好きにさせることができればいいですね。
理社は家庭で可能です。
理科と社会は、今は嫌いでも
家庭での工夫で好きにさせることが、ある程度可能だと思います。
- 理科だったら、「ダーウィンが来た」
- 社会だったら「歴史ヒストリア」
などの、面白いテレビ番組がありますので、それを利用するのがおすすめです。
見るだけでなく…
また、ただテレビを眺めているのみではなく、
色々と話しかけるのがおすすめです。
「この城、去年行った熊本県の城だね。熊本ってどこにあるか分かる?」
「ここ?」
など。
また、視聴後は、
「ここどう思った?」「分からないところとかあった?」と、
内容を復習するのもおすすめです。
生活と結びつけます。
こうやって実生活と勉強を結び付けると、
ある程度は嫌いを好きに変えるのが可能です。
算数の場合は…?
勉強はどの教科でも、ある程度解ける経験があり、自信が付き始めると、
嫌いな教科でも好きになってきます。
しかし、
算数だけは、そもそも解く気にならず、
自分には無理と信じ込んでいる子が多くいます。
「意外といける」が大事です。
体験授業などでそんな子を教える時、
私はまず、簡単な問題を解かせます。
すると、「わりと算数いけるじゃん、才能あるよ!」と褒めていくと、
満足げな顔になります。
「算数=無理」の価値観が根付いてしまっているだけで、
「意外といける!」と少し思えれば、それからはすぐ好きになってくれたりするのです。
親の思い込みかもしれません。
そもそも、子供が算数を苦手というのは、
親の思い込みかもしれません。
意外と解かせていくと、センスがあったりします。
そして、算数が楽しいと思えるかもしれません。
具体的に褒めましょう。
- 「偏差値は確かに低いかもしれませんが、基本的なことはできているので、演習量を増やしていきましょう。」
- 「すぐ好きになりますよ。解き方を今は知らないので、それを教えるところからです」
など、
私がご家庭に具体的にアドバイスすると、
順調に子供の成績が上がってきます。
アドバイスは「具体的に」がコツです。
プロに頼むのもありです。
また、親が教えてほめてあげるのも良いですが、
プロを苦手教科用に雇って、頼んでみるのもおすすめです。
子供は親にほめられるより、
親とは距離の遠い大人に褒められる方がやる気が出るケースも多いです。
今日は「緊張する子供への対処法」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年9月23日
参考・引用
『最強の中学受験』,安浪京子,2018