【中学受験】どうしても難関校に行きたがる子に、どう言えば良い?
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
子供が偏差値が全然足りないのに、
難関校に行きたがっている…。
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が、
- どうしても難関校に行きたがる子には、どう接したらいいか。
について話します。
是非ご覧ください。
2つのケースがあります。
偏差値が足りないのに、
現実的にはありえないような難関校に行きたがる子は、よくいます。
親としては、「そこまで欲張らなくてもいいのに」と思っているのに、
子供としては、目標だけは絶対下げない…。
こんな時、どういってあげたらいいのか、困りますよね。
2つのケースがあります。
それには、
2つのケースがあります。
- 親に認めてもらいたい。
- 本当に、その学校に行きたい。
上記の2つです。
この2つ、どちらかなのかを、
よく考えることが必要です。
①親に認めてもらいたい。
後者のケース、つまり親のために難関校に行きたいと言っている場合も
実はよくあるのです。
親が大好きが故に…。
子供は意外にも
- お母さんに褒めてもらいたい。
- ここに落ちたらお父さんにがっかりされてしまうかもしれない。
と、親を意識して勉強をします。
子供は親の事が実は大好きで、
親に認めてもらいたいのです。
話をしましょう。
そんな時は、まずは子供の真意を聞きだすのがおすすめです。
テキトーな会話で済まさずに、
しっかりと子供と向かい合って、子供の言葉を全部聞いてあげるつもりで、
子供と会話の場を持つべきです。
優しく聞きましょう。
決して厳しく問い詰めるのではなく、
「どうしてここに行きたいと思っているの?」
と優しく聞いてあげましょう。
また、
- 「お母さんは○○君にどうしてほしいと思う?」
と聞くのもいいでしょう。
そして
- 「私は○○君が行きたいところを目指せばいいと思う」
と、しっかり伝えてあげましょう。
他の学校も見ましょう。
また、その会話の中で、
他の学校のパンフレットなど見せて、子供の視界を広げてあげるのも大事です。
②本当に、その学校に行きたい
次に、「本当に、その学校に行きたい」ケース。
小さな目標を置きましょう。
この場合、
「その学校に合格する!」という大きな目標を掲げると同時に、
小さな目標をいくつも立てておき、
それを一つずつクリアしていくのがおすすめです。
今何ができるのか。
大きな目標が一つあるだけでは、
ぼんやりとして、やる気が出ません。
そこに至るために、「今何ができるのか」を
決めておくことが大事なのです。
具体的に、決めましょう。
小さな目標は、
- 次の模試で算数の偏差値5上げる。
- 毎日国語の文章題を1つ解く。
- 毎日○時間勉強する。
など、具体的に立てましょう。
それを立てれれば、
本気で志望校に向かって頑張ることができます。
やる気を高めましょう。
もし、志望校を高く持った我が子に対して、
「そんなの無理でしょ」
と一掃してしまっては、子供はそこでやる気をなくしてしまいます。
そこは否定せずに、
「受かるために、現実的にどうすればいいか」
を考えて、やる気アップを目指しましょう。
今日は「難関校に行きたがる子供」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年9月16日
参考・引用
『合否は二の次中学受験』,江藤真規,2011