【中学受験】6年生の夏休み、「折れない夏」にするために親が意識することとは?
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
受験の天王山、6年生の夏休み、子供が折れないためにはどうすればいいのだろう??
と疑問を持たれている方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 6年生の夏休み、「折れない夏」にするために親がするべきこと
について話します。
是非ご覧ください。
3つあります。
子供がこの夏休み、折れないようにするために親ができることは、
3つあります。
- 体調管理に気を配る
- スランプに対応する。
- その日の終わりに子供を褒める
上記の3つです。
順番に話していきます。
①体調管理に気を配る。
まずはこれ。
「体調管理に気を配る」こと。
夏は体力勝負です。
夏休みは、とにかく体力勝負です。
この夏をどう過ごすかで、
秋以降の偏差値が左右されると言ってもいいでしょう。
食事や睡眠、コロナ対策は当たり前です。
冷たいものばかり食べるのもいけないし、睡眠は適度にとるべき。
そして、特に気を付けたいのが「気温」です。
外の暑さと塾の教室の冷房の温度差で、
体を壊す子は毎年います。
子供が要らないと言ったとしても、
塾には羽織るパーカーかカーディガンを持たせて、温度には気を付けましょう。
②スランプに対応する。
次に、「スランプに対応する」こと。
小3の2月から始まった中学受験生活。
2年も過ぎると、受験に疲れ、スランプに陥る子が増えます。
子どものスランプには、
次の2種類が挙げられます。
- 中だるみ
- 燃え尽き
上記の2つ。
順番に解説しますね。
①中だるみ
中学受験は、とにかくやることが多く
暗記事項も大量にあります。
「中だるみ」とは、
単純に、機械的に勉強をやるだけ、という状態のこと。
受験生当人も、それに気づかないうちに、集中力が下がり、
たくさん勉強しても学力が付かず、達成感もない状態のことを言います。
②燃え尽き
もう一つは、「燃え尽き」です。
たくさん勉強しているのに、結果は芳しくなく、
疲れがたまっていく状態です。
「あれもこれも勉強しないと!」
と、焦る気持ちが出てきて、知識を入れても、脳の容量を知識量が超えて溢れてしまう
そんなイメージです。
落ち着くために、細分化。
学んだことを、学力に繋げるには、
理解したことを、一度落ち着いて思い出す作業が必須です。
上記のようなスランプに陥らないためには
「学習計画の細分化」がおすすめです。
無理や焦りを感じたら、
夏休みの計画を、少し崩して楽にしていく。
後々大変になると、不安な気持ちは分かりますが、
今焦ったまま何も進まないと、後々取り返しのつかないほど大変になります(笑)。
落ち着いて勉強できる状態が作れたら、
そういう子は基礎ができてるので、何とかなるパターンが多いです。
③その日の終わりに子供を褒める。
最後にこれ。
「その日の終わりに子供を褒める」ことです。
良い一日で、終わりましょう。
6年生の夏休みが、
受験生にとって大事であることは、確かです。
とはいえ、現実には上手くいかない事も多いです。
- 計画通りに勉強が進まない。
- 成果がついてこない
- 親子喧嘩
などなど、壁が出てきます。
しかし、何があろうと、
一日の終わりに「今日はよく頑張ったね」と子供を褒めてあげてください。
また、もし、何かに躓いていたら、
「一緒に明日、考えよう」と、なるべく気持ちが上向きになるよう、子供に接してあげてください。
今日は「関西の塾事情」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年7月1日
参考・引用
2018『中学受験基本のキ!』西村則康・小川大介・越南小町