【中学受験】子供の心を動かす上手な「叱り方」を話します。

こんにちは。

中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で

つい子供に悪い叱り方をしてしまって、親子関係が悪化しがち…

とお困りの方はいませんか?

本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が、

 

  • 子供の心を動かす、上手な「叱り方」

 

について話します。

是非ご覧ください。

 

 

お父さんの方が、重みがあります。

man carrying baby near the ocean

 

子育ての中ではもちろん、いざという時に、
子どもを叱る必要がある時が来ます。

そこで、

お母さんが叱るのと、お父さんが叱るのとでは、
子どもに与える影響は大きく違います。

 

お父さんの方が、重みがあります。

まず、女の子。

女の子は、お母さんに怒られても、心情がなんとなく分かるので、
あんまり響きません。

 

次に男の子。

男の子はお母さんに怒られると、
「とりあえず静かにしてその場をしのぐ」状態に入ります。

 

しかし、

お父さんが叱る場合は違います。

普段話す量が少ない文、言葉の重みが違います。

 

論理的に、なりましょう。

だからこそ、
論理的でかつ、簡潔に叱ることがお父さんには必要です。

そのために持つべきなのは、自制心。

 

「叱るのはありだけど、怒るのはダメ」
この考えが、大事です。

 

もし、怒ってしまいそうになったら、
5秒、待ちましょう。

心の中で「1、2、3…」と、5秒ゆっくり数えます。

5秒のみですが効果は、大きいです。

 

もし腹が立って堪忍袋の緒が切れそうになったら、
「6秒ルール」を使いましょう。

 

怒鳴っ てしまいそうになったらまず、
頭の中で「1、2、3、4……」と6まで数えます。

 

怒りの気持ちから、
「この子も大変なんだよな…」と感じてきて、
怒りをぶつけずにすみます。

 

攻撃的な人もいます。

たまにあるのが、
「子供がどう答えてきても、論破してやる」
というお父さんが好戦的になるケース。

 

たとえば、
国語で悪い点を取ってきたとします。

この時、

「読書が足りてない」と子どもが言えば
「ちゃんと毎日読め」と返し、

「時間が足りなかった」など、
別の答えをしても「そんな言い訳するな」と言います。

 

こうなると子供は、
「何て答えても怒られる」
と思います。

 

そうして子供の中に、嫌悪感が溜ります。

 

イクメンに潜む、落とし穴

round hole

 

また、近年、
イクメンが増えています。

子育て上手なイクメンですが、
子供の成長と共にひずみが生じるケースがあります。

 

戦闘モードになりがちです。

子供が成長し、友だちができると、

「この子が他の子に負けるはずない!」
と、戦闘モードになりがちです。

 

そして、勝てないわが子に不満を持ち、
「こんなのカンタンにやれよ」と、怒ってしまいます。

 

愛情を注いて育てたわが子だからこそ、
子供に成功してほしいのは分かります。

 

しかし、相手はまだ子供です。
怒るのは、大人らしくないです。

 

子供は体も頭脳も成長の個人差が大きいです。
なので、「この時期できることを、やり続けてあげよう」
というスタンスでいましょう。

 

怒らず焦らず、冷静に叱るのは、
論理的思考に慣れているはずのイクメンの役割です。

 

理屈を、語りましょう。

また、子供が成長するのに必要なのは、
お父さんの理屈っぽい話です。

将来、子供が将来を想像しやすいように、


自分が頑張らないと、社会人になって、まずいことになる。

自分が頑張れば、将来、人に信頼される。

 

 

「叱られモード」で終わるのはNG

 

その日どれだけ叱っても、
一日の終わりが、その子にとって、
「叱られモード」にならないように注意してあげてください。

 

早めに、抜け出しましょう。

親は叱っても
子供が暗い気持ちから抜け出させるのが、大事です。

褒められたり、喜んでもらえると嬉しく、
逆に叱られると悲しくなるのが子供。

そして、悲しいまま勉強しても、
非効率的になってしまいます。

 

会話と工夫がコツ。

叱った日の夜は、
親子が笑顔で、

 

  • 「明日はいいことがありそうだ」
  • 「明日は良い勉強ができそうだ」

 

など、

明るい明日を楽しみにできる
会話をしましょう。

「今日ちゃんとやらなかったんだから、明日こそしっかり!」
これが最も悪いです。

 

なるべく勉強とは離れている行動をして
お互いの心を落ち着かせてください。

 

また、次のような工夫も効果ありです。

 

  • 勉強部屋で叱っていたが、一緒にリビングに移動した。
  • 明るい部屋で叱っていたが、スタンドだけにして、暗くした。
  • 子どもの正面で叱っていたが、子どもの横に位置を変えた。

 

環境を変えたり言葉をかけたりと、
色んな工夫をすることで、叱った後、叱られた後のもやもやを、消しましょう。

 

今日は「叱る」ことについて話しました。

是非参考にしてください。

 

 

 

本日は「5年生の夏休み」について話しました。

是非参考にしてください!

 

今日の記事を終わります。

記事公開日・最終更新日 2020年6月28日

 

参考・引用

2018『共働きだからできる中学受験必勝法』西村則康

 

 

 

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