【中学受験】父親は、自分の成功体験を子供に押し付けてしまいがちです。。【注意】

こんにちは。

中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で

父親って、中学受験にどう関わればいいの…?

とお困りの方はいませんか?

 

本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が、

 

  • 父親が中学受験に関わる際、気を付けた方が良い事。

 

について話します。

是非ご覧ください。

 

成功体験を押し付けるな。

 

まず最初に言えるのは、
子供に父親自身の成功体験を押し付けてはいけない。

ということ。

 

押し付けがちです。

中学受験を子供にさせようという方の多くは、
ご自身もたくさん勉強してこられています。

なので、その体験から、
つい自分がやってきたことをそのまま子どもに押しつけてしまう人がよくいます。

 

あるご家庭では、お父さんが大学受験の時、
学校から帰ってきたらまず4時間寝て、
その後、夜通し勉強して有名大学に入ったことから、

小学生の娘さんにも同じようなことをさせたところ、うまくいかず、
ついには、娘さんは中学受験自体をリタイアしてしまいました。

 

中学受験の小学生と、大学受験の高校生では、
頭も体も経験も全く異なります。

 

そのことは理解しておきましょう。

 

勉強法も、押しつけがち。

ほかにも、勉強法でさえ、押しつけがちです。

  • 通塾せずに問題集を3回やって○○中学に合格した

など、昔の成功体験から、
どもにも、自分の受験の時と同じようなやり方するお父さんも多いです。

 

しかし、そもそも
出題のレベルが、今と昔でまったく違います。

 

たとえば算数。

30年前の難関校の入試では、記憶力が最重要。
問題パターンに慣れれば大丈夫なのですが、

 

現在は記憶した色々な知識を、
問題に応じて試行錯誤しながら組み合わせて解く力が要求されます。

 

算数以外の教科も、数十年前までは、知識量が合否を分けました。
しかし現在は、知識はあって当然。そこからの思考が問われます。

つまり、今と昔で、問題は全く違うのです。

 

失敗を話すのは、良い事です。

 

逆に、親が自身の失敗談を話すのは、
おすすめです。

 

励みになります。

親の失敗談は、子どもにとって励みになります。

 

たとえば

「小学校の時に勉強全くしなかったら、クラスで最下位の成績取っちゃってさ、
親にめちゃくちゃ怒られたんだよ。でも、これ
じゃいけないと思って勉強して、
その後ちょっとよくなったんだ」

のような話はとてもおすすめ。

 

この話を聞くことで、

「お父さんも私と同じだったんだ。最初はダメでも努力したから、今みたいに立派な仕事ができているんだな。
だったら僕にもできそうだ」

 

など、いちばん近くにいる大人で、いちばん自分と似ている大人である親も、
自分と同じように失敗しながら成長したと知ることによって、
努力し続ける勇気になるのです。

 

「父として失敗は見せたくない」
と思うかもしれませんが、常に子供の前にかっこつける必要はありません。

 

失敗談ができるということは、その失敗を完全に乗り越え、
人格的に成熟しているとい うことです。

 

親の成熟度が、お子さんの受験結果に影響してくると言ってもいいでしょう。

 

 

 

今回は「父親が中学受験で気を付けること」について話しました。

 

是非参考にしてください!

 

今日の記事を終わります。

記事公開日・最終更新日 2020年6月23日

参考・引用
2018『共働きだからできる中学受験必勝法』西村則康

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