【中学受験】受験に迷う方は、公立中学への進学を考えましょう。【学校選択制】
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
子供に中学受験をさせるかさせないか、迷っている…
という方はいませんか?
- 子供の成績が振るわない。
- 不景気で、私立に通わせるお金がない
などなど、
中学受験をやめる理由はたくさんあります。
それ自体を否定するつもりはありません。
場合によってはやめるのもありで、公立中学をもう一度見直すべきだと思います。
そこで本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が、
- 中学受験に迷った時、公立中学をもう一度考えるべき理由
について話します。
是非ご覧ください。
公立を、考えてみましょう。
私立中学を受験をする方は、様々な理由があります。
その中で、
- 「地元の公立中学へ進学させたくないから」
があります。
受験をさせる理由がこれのみなら、公立でもいいのではと思います。
逆にこれ以外の理由もあるなら、
中学受験は多少大充分に挑む価値があると思います。
公立中学は行くに値する?
本当に公立中学は行くに値しないのでしょうか?
正直、そんなことはありません。
最近のニュースで、小さい中学校の不祥事ばかりが取り上げられ、
公立へのイメージは下がっていて、それが中学受験人気にもつながっていますが、
全ての中学がこんな教育ではありません。
多くの公立ではまともな教育が行われています。
もちろん公立に進んだからといって、
難関大学はもう無理ということではありません。
高校受験もありますし、十分に逆転できます。
足を運びましょう。
今はコロナで外出自粛ムードですが
コロナ明けに是非、実際に地元の公立中学に足を運びましょう。
- 生徒はきちんとしているか
- 授業がしっかり行われているか
- 行事の様子はどうか
など、自分の目で確かめましょう。
そういえば、
私立中学へは、学校見学なり文化祭なり、
実際に足を運ぶ人は多いのに、
公立に行く人はあまり聞きませんよね。
公立に行くメリット
公立にだってメリットがあります。
- お金がかからない
- 色んなタイプの子がいる
です。
現在、コロナ不況の影響で家計が苦しい方はおおくいらっしゃるはずです。
できることなら、お金をかけずに学校に通わせたいところ。。
また、公立にはいろいろな家庭、様々なタイプの子がいます。
世の中にはいろいろな境遇の子がいるのだと知ること、
自分とは異なるタイプの子どもと自然と付き合えるようになることなど、
公立ならではの良さがあります。
学校選択制があります。
- 地元の中学校に問題がある
- 小学校でいじめにあっていて、その人同じ学校に行きたくない
- その人間関係を断ち切ってあげたい
これだけが受験の理由なら、
指定された通学区域の公立中学以外の公立への進学について、
「学校選択制」をおすすめします。
学校選択制とは?
最近では、自治体によっては「学校選択制」があります。
学校選択制とは、なじみのない方が多いとは思いますが、
通学区域外の公立中学への進学という、もう1つの選択肢のこと。
複数の公立中学校から選んで進学できます。
色んな制度があります。
学校選択制といっても、
以下のように種類があります。
- 希望する学校に就学を認める「自由選択制」
- 市町村内をブロックに分け、そのブロック内の希望する学校に就学を認める「ブロック選択制」
- 従来の通学区域は残したままで、隣接する区域内の希望する学校に就学を認める「隣接区域選択制」
- 従来の通学区域は残したままで、特定の学校について、通学区域に関係なく、市町村内のどこからでも就学を認める「特認校制」
- 従来の通学区域は残したままで、特定の地域に 居住する者について学校選択を認める「特定地域選択制」
などです。
見学をしましょう。
自治体によって学校選択制をとっているところ、とっていないところ
あると思いますが、もしとっていたら、
繰り返しになりますが、コロナ明け、そこを見学しましょう。
そこでは
- 漠然とした教育理念に惑わされず、学校公開日などを利用し、自分の目で学校を見る。
- 自治体のテスト結果で判断せず、学校の校風と子供がマッチしているかを考える。
- 地元を離れた学校に行き、地元の友だちと別れてしまうデメリット以上にメリットがあるか考える
などに注意しましょう。
我々は家庭教師会社で、中学受験をメインに指導を行っていますし、
もちろん、中学受験にはメリットが大いにあると思っていますが、
中学受験=全て
とは考えていません。
色んな可能性を考えて、お子様にとって最善の道を選びましょう♪
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年5月11日