【中学受験】母親が男の子を教育するために知っておくべき4つのこと。

こんにちは。

中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で、

「男の子の教育に、手を焼いている……」

とお困りの方はいませんか?

小学生の男の子は、女の子と比べ、
教育が難しい傾向にあり、

実際、困っている方も多いそうで、
毎年相談を頂いております。

そこで本記事では10年以上中学受験に携わってきた、
プロ家庭教師Edenの居村が、

  • 中学受験をする男の子の、教育方法

について、話します。

是非ご覧ください♪

ポイントは、4つです。

男の子の教育方法、

ポイントは、4つあります。
この4つを、認識する必要があります。

  1. 男の子はスロースターター。
  2. 男の子は、へこたれやすいと。
  3. 劣等感を過度に持たせないのが大事。
  4. マザコンでもOK。

以上です。

順番に、説明していきますね。

①男の子は、スロースターター。

両生類, カメ, 動物, 鎧, ぼかし, クローズ アップ, 絶滅の危機に瀕, 自然, は虫類, シェル

あず一つ目、

男の子は基本的に、
「スロースターター」
であると、認識しましょう。

男の子は、スロースターターです。

小学生時代を切り取ってみると、
女の子の方が、男の子に比べて、体格、精神共に成長が早いです。

そこでお母さんは、男の子に対して、

  • 幼い
  • 手間がかかる

なんて感情を、持つことがあるでしょう。
ときにはイライラすることもあるはず。

しかしここで大事なのは、

「男の子はそういうもの」

と、理解することです。

これがいわば、男の子を教育する際の、スタートラインなのです。

もちろん大人になると、
男性の方が女性より体格も大きくなりますし、

精神的な発達にも、差はなくなってきますが、

小学生、中学生までを比べると、
全てにおいて、女性の方が男性より大人びていると感じます。

逆転は、高校生。

逆転が訪れるのは、高校生。

高校生ごろになって、
男の子はようやく成長の加速期をむかえ、
女の子を追い越します。

そう、
男の子の成長とは、想像以上にとてもゆっくりで、
時間がかかります。

男の子はスロースターター。

それを十分に認めたうえで、
男の子には男の子に合った子育てをしましょう。

②男の子は、へこたれやすい。

man sitting on sofa against wall

次。

男の子は、へこたれやすい生き物だと、認識しましょう。

男の子は、負けます。

というのも、
男の子は、負ける経験を、多くします。

前述したように小学生は、女の子の方が成長スピードが速いので、
「負け経験」を積みがちです。

つまり、

男の子は、自信を失う可能性が、高いのです。

自信喪失の可能性、あり。

男の子が「負け経験」をした後

お母さんが、フォローをしなかったら、どうでしょう?

男の子が自信喪失状態
になってしまう可能性があります。

さらにその「負け」が、
勉強に関してですと、

「勉強嫌い」
にも、つながりますよね。

負けん気が強く、
「負けがやる気につながるタイプ」
ならいいのですが、

10年教えていると分かった事。

そういう子は、意外にも少ないんです。

責めると、劣等感に。

男の子が負けた時。

もしかしたらお母さんは、

  • 何こんな成績とってるの?!
  • ○○ちゃんは違うのに!
  • 何でできないの?!

などなど、

イライラして、こんな言葉を子供に吐いていたりしませんか?

この言葉の奥には、
「男の子なんだから、できるのが当たり前」
という感情が、あるのだと思います。

しかしそれでは、
「自分はダメでできないんだ」
と、劣等感を持ってしまいます。

後伸びが、邪魔されます。

もちろん、後からぐんぐん成長するのが、
男の子。

しかし、
あまりにも、自信喪失してしまうと、
伸びるべき時期に、伸びない恐れだってあります。

③劣等感を過度に持たせないのが大事

pug covered with blanket on bedspread

なので、

劣等感を過度に持たせないのは、超大事です。

劣等感、コンプレックスは、過度に持たせると、
成長を妨げます。

負けるのが、男の子の自然。

「女の子に負ける男の子」

これは、
お母さん方が望む男の子の理想とは違っているかもしれませんが
正直、男の子の自然の姿はこれです。

フォロー、あるべき。

小学校時代。
発達も遅い男の子ですから、
なおのこと、負けたときのフォローはあるべきです。

また、

自信喪失になるのを防ぐため、
何かお子様が得意になるものを見つけて、

「勝ち体験」
を積ませてあげることが大切です。

今どきの子、弱いです。

特に、今どきの子は、危ないです。

昭和の時代。
昭和は小学校でも女の子がクラス委員になることは、
まれでした。

しかし時代は変わりました。

平成、令和。
クラスや行事では女の子がクラスを引っ張って、
男の子がついていくのは、当たり前です。
そっちの方が、多いです。

寿命にしても、
男性より女性のほうが長いのは周知の事実です。

また、
女性はうつ病になる割合が高いとの報告がありますが、
ストレスには意外と強く、
追い込まれたときに踏みこたえることができます。

逆に、
追い込まれた時弱いのは、男性で、
自殺率も、男性が多いのです。

色んなところから見て、平均的に、
現代、男性より女性の方が「強い」と言えるのではないでしょうか?

時代が変わったから。

では、
どうして昔は男の子が先頭に立って、
引っ張っていくことができたのでしょうか?

結論は簡単に言うと、
「時代が変わったから」
です。

もちろん昔だって、
男の子は「スロースターター」でした。

しかし、昔は
「男たるものたくましくあれ」
の価値観があり、

男性が主流という風潮があり、
世論的に男性上位ができあがっていたのです。

進学やスポーツも、男性のものかのような風潮もありました。

しかし今の時代のスローガンは、
「男女平等」
です。

男の子を守ってきた価値観は崩壊し、
生来の弱さが目立ってきました。

と、いうわけです。

そんな時代背景を考えると、
男の子を育
てるうえで、
お母さんの役割は、より大きなものとなっていると思います。

⑤マザコンでも、OK

最後にこれです。

男の子は、マザコンでもOKです。

親LOVEな習性を利用しながら、

  • ほめたり、
  • おだてたり、
  • 叱ったり、

と、
自分の手のひらの上でわが子をコントロールするのが、
賢いお母さんと言えるでしょう。

成功者は、マザコン?!

確かに世間では、

マザコンに対して、悪い印象があります。

しかし、

世の中の成功者の多くは、
母から愛情をたっぷり注がれたという
マザコン的な教育を受けていた人が多いです。

また、
フロイトをはじめ、
世界中の精神分析家の多くも、
マザコンは、むしろプラスのものと考えています。

マザコン=ダメは間違い。

つまり、

マザコン=ダメ

は、間違いです。

むしろ、愛を注がない方が、
だめなのです。

今回は男の子の教育について話しました。
ぜひ参考にしてください♫

今日の記事を終わります。

記事公開日・最終更新日 2020年2月25日

参考・引用

和田秀樹『勉強が得意な子をつくるお母さんの戦略』2015

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です