中学受験で「難関校」に合格した人が、入学後に注意するべきことは?【3つあります】
こんにちは。
中学受験をされたお子様を持つ保護者の方で
- 第一志望に合格できた!
- 御三家に合格できた!
- 難関校に合格できた!
という方はいませんか?
そんな方は、とにかく
「おめでとうございます」
という言葉を送りたいです。
しかし、
中学受験に成功した方も、
その後の中学の生活に、注意があります。
難関校に受かっても、
大学でGMARCHにも受からない人は、
毎年大量にいます。
また、特に女子校の場合は、
受験指導の不徹底もあり、
中学の偏差値と比較して、大学合格実績がパッとしないケースもよくあります。
そこで今回は中学受験業界に10年以上携わってきた、
プロ家庭教師Edenの居村が、
- 御三家・一流難関校の、注意すべき落とし穴
について、話します。
御三家・一流難関校の落とし穴
難関校・一流中高一貫校に入学したにもかかわらず、
そのご大学受験などで失敗する落とし穴は
3つあります。
- 中学受験時にガリ勉タイプで、
要領が悪く、大学受験を上手く切り抜けられない人。 - 学校の授業についていけず、
そのまま受験期に突入すること。 - 遊びにハマり、大学受験の成功を、放棄すること。
この3つです。
順番に説明していきますね。
①ガリ勉タイプ。
まず
- 中学受験時にガリ勉タイプで、要領が悪く、大学受験を上手く切り抜けられない人。
について。
中学受験は、時間で差がつく。
そもそも中学受験は、
効率を重視して勉強している人は、わずかです。
そこまで子供自身で、
考えられないからです。
そのため、
中学受験で成功する人は、
「圧倒的な勉強時間」
で、突き抜けた人が多いです。
大学受験は、効率
しかし、
大学受験になると、話は違います。
大学受験となると、
効率を重視して勉強する子が多くなりますので、
もちろん「量」は必須ですが、
それだけで差をつけるのは、容易ではありません。
なので、
中学受験まではガリ勉で成功してきたが、
大学受験で思いのほか、上手くいかない。
こんなケースはよくあるのです。
効率を重視しましょう。
この落とし穴にはまらないためには、
中学入学後、
時間をかけて勉強するのではなく、
なるべく短時間で勉強を終わらすタイプになる。
普段の勉強時から、
この意識をしていくべきです。
逆に言えば、
このガリ勉タイプから、このタイプになることができれば、
割と楽に早慶レベルの学力まで、到達できます。
②学校の授業についていけない。
次に、
- 学校の授業についていけず、そのまま受験期に突入すること。
について。
内容が、高度になります。
これに関しても、よくあることです。
御三家・一流中高一貫校の授業は、
先取り学習を取り入れているためペースが速く、
更に、内容も高度になっています。
このスタイルについていくと、
授業を受けるだけで、最難関大学合格のための
ベースを築くことができます。
しかし、
特に運よく合格できた生徒などは、
授業のペースについていけず、
そのまま落ちこぼれてしまうのケースがあり、
このケースは多いのです。
基本問題は押さえよう。
この場合は、
「ある程度、捨てるところは捨てよう」
というマインドを持てば、乗り越えられます。
授業についていけそうな科目は、頑張れば良くて、
ついていくのが難しい科目は、
基本問題は完璧にして、他の所は別に正解できなくてもいい。
こういうスタンスをとることを、
おすすめします。
大学受験で出る問題は、
ほとんど基本問題です。
東大・早慶も、そうなんです。
一部、難しい問題も出ますが、基本問題をしっかりできていれば、
十分に合格できるのです。
③遊んじゃう。
次に、
- 学校の授業についていけず、そのまま受験期に突入すること。
について。
受験に興味、なくなります。
これもよくあるパターンです。
「遊び」と「勉強」
どっちもバランスよくこなせるタイプだったら、
OKです。
しかし、
「遊び」に労力をかけすぎてしまい、
そもそも受験で成功したいと思わなくなるタイプも出てきます。
こういうタイプは大学受験で失敗したように見えるのですが、
そもそも
「勉学での成功に興味ない」
という場合は、失敗と言えるかどうかは、疑問です。
将来の事を、考える。
こういうケースは、
将来の事を考えることが、大事です。
一流大学に合格することがゴールではなく、
合格後に何をしたいのか?
こういうビジョンを提示していけば、
勉強へのモチベーションにもなっていきます。
是非、中学に入っても、落とし穴にはまることなく、
頑張っていってください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年2月18日