【中学受験】受験に対する夫婦の意見を同じにしましょう。【違うと、困るのは子供です】

こんにちは。

中学受験をされるお子様を持つ保護者の方は、

「夫婦の、子供の中学受験に対する意見」

で、違いがありますか?

もし違いが出ているのであれば、
それはお子様にとって、かなり良くないです…

本記事では、プロ家庭教師Edenの居村が、
夫婦の中学受験への意見について話します。

※3分で読めます。

夫婦の意見がバラバラだと、まずいです。

photo of two person standing on snow-covered road

家庭における「学習環境」というものは、
父親と母親の考え方でつくっていく
と言っても過言ではありません。

その中で最も注意すべきなのが、
父親と母親の意見を合わせるということです。

子供がどうしたらいいのか、分からなくなります。

例えば、
こんなケースがよくあります。

母親が
「中学受験、頑張らなくちゃダメよ」
と決意して子どもを塾に通わせたものの、
子どもが少し勉強でつまずいて、
「もうやめたい」と言い出す。

それを聞いた父親はわが子かわいさで、
「そんなに無理して受験しなくてもいいんだよ。
まだ十歳なんだから伸び伸び遊べばいい」
などと言う。

こういうケース、
実は非常に問題なんですね。

一方の親は
「勉強を頑張れ」と言うのに、
もう一方は「やらなくていい」では、
何より、
子どもはどうしていいかわからなくなります。

話し合う必要があります。

そもそも中学受験をさせるのかどうか
という最初の段階で、

夫婦はお互いの考えについて、
よくよく話し合わなければいけません。

もし、
どうしても意見が一致しなければ
中学受験は諦める。

というぐらいの覚悟が必要です。

徹底させましょう。

仮に意見が一致せず、
それでも母親の意見を通して受験させるという場合なら、
その決定を家庭の中で徹底させましょう。

父親は違う考えをもっていたとしても、
子どもの前に出たら
「お父さんはお母さんと同じ意見なんだよ」
というふうに振る舞ってもらいましょう。

【現状】母親先導が、多いです。

woman carrying baby while walking

子どもたちを見ていても、
中学受験は、母親が先導して考える場合が多いようです。

というのも母親は、
小学校教育の現場を目の当たりにする機会が多いので、
「このまま公立に通っていて大丈夫なのか」
という発想をします。

一方、
父親は世代的にも公立小学、中学、高校と進学し、
そのまま大学に入学できたという経歴の方が多いので
「公立でも十分だろう」
という発想をしがちなんで
すね。

父親も、説得できます。

しかし、
教育の現状は昔とは違います。


そこをきちんと説明したり、
学校見学をしたりすることで、
父親の考えが変わる可能性もあります。

説明会に、一緒に行きましょう。

もし母親が、
中学受験の説明役を、重荷に感じるのであれば、

塾の保護者会や、
個人面談などにお連れいただくという方法もあります。

ちょっと前まで中学受験の会場に行くと、
付き添いはほとんど母親だけでしたが、
最近は父親と母親が半々くらいになっています。

受験日は平日ですから、
わざわざ会社を休んで来ている。
お父さんの意識も着々と変化してきているというわけです。

是非、学校や塾の説明会に行くときは、
夫婦で行かれると良いと思います。

結論です。

夫婦の意見は、合わせましょう。

今日の記事は終わりです。

お知らせです。

記事公開日・最終更新日 2019年11月30日

参考図書
須野田誠『なぜ、「ふつうの子」がグングン伸びて難関校に受かるのか?』2008

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