【中学受験】地頭の良さ・悪さは「アウトプット」の意識にかかっています。
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
中学受験に地頭って関係あるの??
あるとしたら、地頭が良い子って、どんな特徴があるの??
と、お悩みの方はいませんか?
「地頭」がいいか悪いかというのは、受験関係者なら一度は考えたことがあると思います。
しかし、「地頭」っていったい何なのか、はっきりとはわかりませんよね。。
そこで本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 地頭って何?
- 地頭を良くする方法。
について話します。
是非ご覧ください。
地頭って何?
地頭とは何でしょう。
- 「勉強の才能?」
- 「IQ?」
などなど、色々な意見があると思いますが、
私は、皆が言っている地頭というのは、
- インプット力
だと思いました。
インプット力の違いです。
インプット力とは、
どういう力でしょう。
- 自分より短時間で、テストの要点を覚えられる子がいる。
- 自分と同じ授業を受けているのに、あの子だけ問題が解ける。
などなど、こんな経験、ありませんか?
私が言う地頭の良さとはこれです。
「短時間のインプットで最大限の効果が出せる力」です。
これは受験において重要です。
極端の話、1分見ただけでそのページの語句をすべて覚えられるようになれば、
どの学校でも余裕で受かります。
地頭がいい人はインプットの力が高いのです。
そして、
ここで覚えておいてほしいのは、
- 頭の回転の速さ。
- 記述力。
など、アウトプットが論点ではないということです。
アウトプットは、インプットにかかっています。
そもそも…
アウトプットは、
インプットの量によって決まります。
アウトプットだけでやっていても、
勉強にはなりません。
教科書には全く目を通さず
いきなり問題集を見ても、全く分からず勉強にならないのと同じです。
教科書で分野の基本的なことを学ぶ(インプット)のが、
問題を解く(アウトプット)につながるのです。
よって、
- インプット=地頭 によって、アウトプットが決まります。
なので、
インプットの違いが地頭の違いの判断軸になっているのです。
地頭を良くするには?
では、
地頭=インプット力を良くするにはどうすればいいのでしょうか。
- アウトプットを前提に学習する。
ことです。
どういうこと?
アクションを前提に考えるとは、
どういうことでしょうか?
例えば、インプット力=地頭が高い人は、
授業の受け方から違います。
例えば算数の授業。
普通の人はこうです。
「あーここはこうなってるんだな。大事そうだからノート取ろう」
しかし、地頭=インプット力がある人は…
「この公式は、こういう場面でこう使うのか…。こういうパターンにも使えそうだな…」
と、
問題を解くときまでイメージして、
インプットをしています。
例えば最近のコロナウイルスのニュースでも、
「あーコロナってやばそうだな…」
と学ぶ人もいれば、
「自分がアナウンサーだったら、人にどう説明できるか。」
レベルの意識で学んでいます。
意識的に、やっていこう。
地頭がいい人は、
このアクションを前提として勉強を、
無意識的に行っています。
なので、地頭が悪い生徒は、
これを意識的に行えばいいだけ。
「地頭悪くて嫌だな…」
で落ち込むのは早くて、
後天的に地頭を良くすればいい。
こんな考えを持つのがおすすめです。
「地頭=才能」ではありません。
普段の意識から、地頭の良さは作られるのです。
もちろん、勉強には、ある程度才能は有りますが、
才能には充分、地頭で対抗できます。
【中学受験】「勉強の才能」の正体は「集中力」です。【早さ×長さ×深さ】【天才と凡人の違い】
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2021年3月5日