【中学受験】子供への評価は、「少しだけ高く」することがおすすめです。
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
子供をどう褒めたり叱ったりすればいいかよくつかめない…。
とお困りの方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 子供への評価は「少しだけ高く」するのがおすすめ
という話をしています。
是非ご覧ください。
評価は難しいです。
「うちの子に、何て声をかければいいか分からない…」
受験生をどう評価したらいいのか分からないという親御さんは、
結構多いです。確かに難しいところ。
親が求めるもの。
勉強に熱を入れているご家庭の方は、
子供に求めるものが多い傾向があります。
また、求めるものが少なすぎて、結局子供が伸びずに終わるケースもあります。
なので、決して厳しい指導というのは、
マイナスのみではないと感じます。
厳しすぎるのも微妙。
とはいえ、厳しすぎるのも微妙です。
「厳しい=しっかり評価できている」
では必ずしもありません。
子供を伸ばすために評価をするわけですが、
厳しいことが子供の伸びにつながるとは言い切れないというのが私の考えです。
3つの評価方法。
テストが返ってくるなどして、
良かったところと悪かったところ、どちらもありますが、
ここでは、3つの評価方法があります。
- 良いところだけ言う。
- どっちも同じくらい言う。
- 悪いところだけ言う。
の3つ。
正直、3つ目の評価をする方が最も多いでしょう。
2つ目がおすすめです。
また、この3つの中で一番良いのは、
もちろん2つ目です。
わが子の現状を冷静に判断できる方は2つ目を選択する方が多いです。
当然、しっかり受験でも結果を出すことが多いです。
子供をしっかり伸ばすなら、
良いところと悪いところ、どっちも言うのがおすすめです。
おすすめは「少しだけ高く」
また、上記以上におすすめの方法として、
「良いところと悪いところ、どっちも言うが、良いところを少しだけ多く言って、
評価を少しだけ高くする」
ことがあります。
褒めるとやる気が上がります。
子供の多くは、自分が頑張ったことに対していい評価をされると、
嬉しいし、更に頑張ろうと思います。
また、その評価が的を得ていることだと、
自己肯定感も上がり。やる気も上がり、更に勉強しようと思います。
試験本番にも、強くなります。
いいループに入ります。
逆に、頑張っているのに、微妙な反応をされてしまうと、
試験本番に弱くなってしまいがちです。
改善も大事です。
また、悪いとこをを言ってあげて、
自分の現状をしっかり把握させておかないと、子供の学力は伸びません。
やる気をしっかり持たせつつ、
悪いところにも意識させておかなければなりません。
少しだけ高くしましょう。
なので、良いところと悪いところ、どちらも言いつつ、
少しだけトータルの評価を高くするのがおすすめです。
甘すぎたり、厳しすぎたりして、子供の学力の伸びが微妙な方は、
評価の方法を変えるのはどうでしょう?
今日は、子供の評価について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年1月12日
参考・引用
『中学受験を成功させる算数の戦略的学習法』,熊野孝哉,2019