【中学受験】受験に有利なのは「諦めない子」です。
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
子供がすぐに凹んでしまって、打たれ弱い…
とお悩みの方はいませんか?
諦めない子というのは、仕事だけでなく、勉強でもかなり合格率が高いです。
特に、受験直前期に、成績がぐんと伸びる子が多いです。
そこで本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が、
- 諦めない子が、受験に有利
- 諦めない子に、育てる方法
この2つのテーマについて話します。
是非ご覧ください。
諦めない子は、受験に強いです。
まず第一に、
諦めない子は、受験に強いです。
こういう特徴があります。
諦めない子は、こういう特徴があります。
- 難しい問題でも、とりあえずやってみようとする(特に算数)。
- 時間が余っても、ぎりぎりまで粘ってみる。
- 偏差値が届かなくても、志望校を変えない。
こういう能力が生きていく上で必ず必要と言うわけではないかもしれませんが、
受験という「戦い」にはあって得です。
10歳までが、勝負です。
Edenは個別指導の塾なので、
個人個人にそれぞれのレベルに合った問題を出しています。
つまり、個別に落とし穴を作った出題をしています。
そして、予想通りそれぞれの落とし穴にはまります。
ここで踏ん張ってもう一回挑戦か、しないかは、
10歳までの教育で差が出ます。
諦めずに這い上がれるのは、
これまでに鉛筆と消しゴムをたくさん使って試行錯誤をくり返し、
「わかった!」という体験を積んでいる子のみです。
高学年になってから
「諦めないでやりなさい」と声を掛けてみたところで、もう遅いのです。
低学年のうち、10歳までが、勝負です。
言葉で支えてあげましょう。
10歳までに諦めない子に育つには、
どうすればいいのでしょうか。
子供がピンチに陥った時、投げ出そうとしたとき、
言葉で支えてあげて、やりきる経験を持たせるのが、
シンプルですが、おすすめです。
諦めそうになった時が、大事です。
例えば、子供がパズルを解いている時。
大抵の子は、少ししたらわからなくなって飽きてしまいます。
この時、「飽きっぽい子ねぇ」などと言って、
その場で子どもを見捨てるのは、NGです。
この「諦めそうになったとき」こそ、
「諦めない子ども」を育てるチャンスです。
- ヒントを挙げる
- 休憩を決めて、再度取り組ませる
などして、何とかして完成まで持ち込みたいです。
そして、完成したら「あなたは諦めない子ね!」と声を掛けてあげましょう。
「できた」経験がカギです。
一たび何かをやりきれば、
その「できた」経験で子供は喜びます。
その経験をさせることが、諦めないことに通じます。
子どもはできるから好きなのです。
好きだから諦めずに続けられるのです。
例えば、子どもが
「うまく弾けるようにならないから、もうピアノはやめたい」
こう言ってきたとします。
こういう時は、
「ピアノ大変だよね。あっ、ほら、あれ弾いてよ。お母さん聞きたいな」
などと言って、子どもが上手に弾ける曲を弾かせてみてください。
「上手に弾けたわね。あなた、ピアノうまいじゃないの。
この曲は、確か前に一生懸命練習したよね」
などと、
得意な気分にさせるのです。
子どもが諦めそうになったときは、できたという喜びを感じられるよう、導いてあげてください。
その導きによって、諦めない子どもに育っていきます。
ぜひ参考にしてください!
記事公開日・最終更新日 2021年9月8日
参考・引用
2016『中学受験で成功する子が10歳までに身につけていること』村上綾一