中学受験で伸びる子は、自分の特徴を知っています【3つのタイプ】
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で、
うちの子、一応は勉強しているんだけど、中々成績が伸びない…。
中学受験で伸びる子はどんな子なんだろう…?
と思われている方はいませんか?
中学受験で伸びるにはまず、
「正しい勉強法」が必要なのですが、
それは塾なり家庭教師なりに、
基礎の部分は教えてもらわなければいけません。
しかし、それとはまた別に、
その子にとっての特徴別に、勉強スタイルを変えていく必要もあります。
中学受験で伸びる子は、「自分はこういうやり方の方が良い」と、
自分の特徴を知っている場合が多いです。
そこで本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が、
- 子供によって分かれる、3つ学習スタイル。
について話します。
是非ご覧ください。
3パターン、どのタイプか、意識しましょう。
自分に合った勉強スタイルを見つけるには、
自分の「傾向」をまず知るべきです。
その「傾向」に合わせて、勉強していくと、
効率的に学習できます。
普通こういった傾向などは、個別指導の先生と話し合うことで詳しく分かってくるのですが、
集団塾の授業のみを受けている方は、自分の子供がどれに当たるか、
ある程度3つのパターンに分かれますので、ぜひ考えてみてください。
3つあります。
その「傾向」には、3つあると考えられます。
- 「目」から入る方が効率がいい人。
- 「耳」から入る方が効率がいい人。
- 「体」で入れる方が効率がいい人。
の3つです。
それぞれどういうことか、説明していきます。
① 「目」から入る について。
「目」から入る方が良いという傾向を持つ人は、
- 色ペンを使わないと覚えられない。
- 図が載っている教科書の方が分かりやすい。
- イラストを書かないと、理解が進まない。
などの意見を持っています。
あなたや、あなたのお子様は、当てはまりますか?
② 「耳」から入る について。
「耳」から入る方が良いという傾向を持つ人は、
- 独り言を言いながら、勉強するほうが集中できる。
- 授業を受けるだけで、結構暗記できる。
- 教科書を読むよりも、人から聞いた方が分かりやすい。
などの意見を持っています。
地頭がいい子が多いですが、声を出して勉強することが多いため、
公共の場で勉強するのが難しいという難点もあります。
③ 「体」で入れる について。
「体」で入れる方が良いという傾向を持つ人は、
- 感触や感覚でなんとなく理解している。
- 教科書の、単語が書いている位置で、暗記している。
- 擬態語をよく使って説明する。
などの特徴を持っています。
3つの中では最も少ないように思われます。
自分の「傾向」を掴みましょう。
この3つ。
普段、勉強するときから、
「自分はどのタイプなんだろう」
と意識してほしいところです。
自分と全然合わない学習法で一生懸命勉強して、成績が上がらない生徒は毎年たくさんいます。
見てて悲しく思います。もったいない!!
「あなたは目から?」「耳から?」「体から?」
と、どこかのお薬のCMではありませんが、
おそらく勉強中に意識していれば、2週間くらいで自分がどのタイプか分かってくるでしょう。
3パターンのそれぞれの勉強法
そこで、
自分のパターンが分かっている方向けに、
それぞれのパターンの最適な勉強方法について、話します。
① 「目」から入る の場合
この傾向がある人は、
とにかく、教科書、ノート、資料集を、
「見える化」
することをおすすめします。
ノートや教科書には、蛍光マーカーやカラーのボールペンで、
重要な箇所、そこそこ重要な箇所、別にそうでもない箇所
と、目で見たら一瞬で分かるように線を引きながら、学習してください。
また、まとめノートを作るのも、いいと思います。
(ノートづくりに時間をかけすぎないように注意。)
② 「耳」から入る 場合
このパターンの人は、
「読む」、「書く」
を繰り返す事を重視してください。
国語だったら分かりにくい文書を声に出して読む。
英語だったら英単語をとにかく書く。
社会、理科も教科書を音読する。
などなど。
ただ、慣れてくると飽きてきて、
口や手が動いているだけで頭は動いていない
というケースも多々あるので、気を付けましょう。
③ 「体」で入れる 場合
このパターンの人は、
身体を動かして学習することを意識してください。
ジェスチャーを交えたり、②と少し被りますが、
とにかく書きまくったりすることです。
こういう子は、座って勉強するよりも、
歩きながら暗記する方が、覚えが良いケースが多いです。
複数個組み合わせるのもありです。
もちろん、
この中から複数個組み合わせて学習するのもアリです。
というか、そっちの方がもちろん良いです。学習効率が上がります。
自分を知るということ
敵を知り己を知れば百戦危うべからず
といいますが、
自分を知るというのは、
自分の得意科目、苦手科目を知るだけでなく、
自分の頭の傾向をしることを含まれていると思いますので、
ぜひお試しください。
今日の記事は終わりです。
お知らせです。
記事公開日 最終更新日 2021年3月4日