【中学受験】進学塾と補習塾、どちらに通わせるべき?違いを答えます。

こんにちは。

小学生のお子様を持つ保護者の方で、

  • 「集団塾と補習塾、どちらに通わせたらいいか分からない」

という方はいませんか?

実際、このような迷いを抱えているお母さんがたは多くいて、
毎年ご相談を頂いています。

そこで本日は、

中学受験業界に10年以上携わってきたプロ家庭教師Edenの居村が、

  • 集団塾と補習塾の違い。
  • 通う塾を選ぶ際、お母さんが気を付けるべきこと。

について、話します。

是非ご覧ください♪

集団塾と補習塾の違い。

green grass near the gray road

ざっくり言って、集団塾と、補習塾の違いは、以下です。

  • 集団塾=中学受験を目標に、授業が行われる。難しい内容。
  • 補習塾=小学校の予習や復習が目標。そんなに難しくない。

こんな感じです。

まあ、これが一番の違いですし、
皆さんもこれくらいは分かっているでしょう。確認でした。

では次に、集団塾と補習塾、
具体的にどんな感じなのか、深堀りしていきますね。

まずは集団塾です。

集団塾の特徴。

視聴者, 群衆, 人, コンサート, イベント, 音楽, ファン, エンターテイメント, 祭り, フル, 劇場

集団塾は、

中学受験に合格することを目標に、授業が行われる塾です。

簡単に言うと、補習塾より、大変な塾です。

しかし、集団塾のなかでも、
様々な特徴があります。

色んな特徴があります。

集団塾にも、いろんな特徴があります。

主にこんな感じです。

  • 豊富なクラス分けがされている塾。
  • 志望校対策に強い塾。
  • 個別指導など、少人数に強い塾。

そしてその塾の中にも、色んな層、つまり学力別のクラスがあります。
このクラスは10個くらい分かれているところもあります。

クラス分けが豊富な塾。

クラス分けが豊富な塾のメリットは、

細かく子供のレベルに合った方法で、
授業をしてもらえる。

ということです。

しかし、
これはデメリットでもあります。

なぜなら、

「クラス分け=ランクづけ」
という意味をもちますので、
負けてがっかりする可能性があるからです。

実際、集団塾の熾烈な競争に心が疲れて、
中学受験後、勉強のやる気が全くでなくなるケースはよくありますし、

こういう子には、家庭教師や親が精神的なサポートをする必要があります。

志望校対策に強い塾

また、結局受かるか受からないかがかなり大事なので、
「志望校対策が万全」という要素はとても大切です。

  • 志望校に特化した勉強のやり方
  • 入試問題の傾向

などを教えてくれます。

また夏休みには、
短期講座で志望校対策を行っているところもあります。

個別指導など、少人数の塾

個別指導や少人数制は、

子ども一人ひとりが先生との時間を持てるのが、いいところです。

また、集団だと、
先生の一方的な説明で終わりがちですが、

わからなかった場合などに、
質問しやすい環境と言えるでしょう。

我々家庭教師Edenでも、
普段の指導の他に、無料のLINEサービスでも、質疑応答を行っています。

恥ずかしがり屋の性格や、集団が苦手な子どもには、
面倒見のよい少人数制の塾がいいでしょう。

【中学受験】家庭教師・個別指導の、失敗しない選び方を話します。

次は、補習塾について、話しますね。

補習塾の特徴

toddler sitting on desk

補習塾とは、学校の授業で出てきた「分からない」「できない」
をなくすための塾です。

なので、「志望校に受かるぞ!」といった、
モチベーションが高い雰囲気は、基本的にはありません。

自信喪失を、防げます。

補習塾の一番のメリットとしては

自信喪失を、防げる

ということです。

たとえ発達が遅れていたり、勉強が苦手で、
学校の授業についていけない子どもでも

「塾に行ったらわかった」となれば、
「ぼく(私)は頭が悪いんだ」と思わなくて済みます。

受験のプレッシャーがないので、
先生の方も、分かるまでしっかり基本的なことを教えてくれます。

おすすめの補習塾とは?

補習塾の中でも、

小学校のサポートだけでなく、
中学校につながる先取学習や基礎学力がつくなど、
プラスアルファがあるところが、おすすめです。

なぜでしょう?

正直、現在の小学校のカリキュラムは不十分で、
将来にわたって必要な基礎学力が身に着かないからです。

お母さんは、どう選ぶ?

woman and girl walking on road surrounded by green grass

では、

いざ塾を選ぶとなった時、
お母さんが気を付けるべきことは何でしょう?

それは、以下です。

  1. 多くの情報を得る。
  2. 勇気を出す。

この2つです。

①多くの情報を得る。

まず当然、

  • 「あそこは競争が激しい」
  • 「ここは面倒見がいい」
  • 「この塾は教え方が上手な先生がいる」
  • 「あの塾はものすごくスパルタだ」

などなど、
お母さんは子どものために
多くの情報を得ることが重要でしょう。

インターネットだけでなく、
実際に足を運ぶことも、重要です、

②勇気を出す。

次にこれ。

勇気を出す事。

子どもと塾の特性を考えたとき、

場合によっては、ママ友の中でひとりだけ、
違う塾を選ぶことを決断するかもしれません。

そんな時には、よその子とうちの子は違うと、
違う塾を選ぶ勇気を出す必要が、あるかもしれません。

過去記事に、塾選びで参考にしてはいけないことについて書いてあるので、
是非ご覧ください。ちなみに、集団塾についてです。

【中学受験】塾選びの判断基準にしてはいけない2つのものさしとは?

今日は、集団塾と補習塾について話しました。

今日の記事を終わります。

記事公開日・最終更新日 2021年2月22日

参考・引用

和田秀樹『勉強が得意な子をつくるお母さんの戦略』2015

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です