【中学受験】6年生の秋のおすすめ勉強法を、4つ話します。
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
うちの子6年生なんだけど、秋にどんな勉強をすればいいか分からない。。
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 6年生の秋のおすすめ勉強法
を4つ話します。
是非ご覧ください。
4つあります。
6年生の秋、特に模試が帰ってくるときは、
これから冬にかけての勉強法について結構聞かれます。
それを聞かれた時、私は以下の4つを話しています。
- 家では簡単なものを。
- アウトプット重視で。
- 欲張らない。
- 過去問だけにならない。
上記4つです。
順番に説明していきますね。
1.家では簡単なものを。
まずはこれ。「家では簡単なものを」です。
子供達はけっこう、
塾では難しい応用問題を解いていることが多いです。
そんな状態で家でも難しい問題に取り組んでも
メンタル的にきついです。
塾ですと、すぐに先生に分からないところを聞けたり、
制限時間もあるので、いい面が多いですが、
もし家で難しいものをやっても、収穫は少ないと思います。
少し難易度が低めのものを固めるくらいが良いと思います。
たまに間違えるくらいの問題を、
完全に正解できるレベルに持っていきたいです。
2.アウトプット重視で。
次にこれ。「アウトプット重視」なことです。
つまり、インプットは少なく、ということでもあります。
この大事な時に暗記カードをこつこつ作っている方は、
おそらく落ちてしまいます。
これは単なる作業です。勉強になっていません。
この時期に新たなことを学ぶのは、
正直、時事問題くらいなのではないでしょうか?
今まで習ってきたものを手を動かすことで、さらに精度を上げていき、
今脳内にあるものを、ちゃんと整理していく。
こっちのほうが大事です。
3.欲張らない。
次にこれ。「欲張らない」ことです。
確かに、今苦手なことを克服したい気持ちは分かります。
とはいえ、この時期まで解けなかったものが、これから少しですぐに解けるようになることも、
少ないのが事実です。
全てを克服しようと言う気持ちではなく、
ある程度、絞って対策を練る方が大事です。
例えば算数だったら、ニュートン算と、立体図形だけは苦手を克服する。
などなど、単元を絞った対策の方が、確実に点数が伸びますし、
自信もつきやすいです。
4.過去問だけにならない。
最後にこれ。「過去問だけにならない」こと。
確かに過去問はこの時期、とても大事です。
しかしたまに、過去問を解かせたいあまり、
塾の授業を欠席する方もいらっしゃいます。それはやりすぎ。
あくまで過去問は過去のもの。
その問題は、これから出ることはありません。
出題傾向を掴めるのはいいのですが、
あくまで塾に行きながらできる程度で大丈夫。
直前まででもできることです。
今日は、6年生秋のおすすめ勉強法について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年11月2日
参考・引用
『中学受験小6になってグンと伸びる子、ガクンと落ちる子 6年生で必ず成績の上がる学び方7つのルール』,akira,2011