【中学受験】入試直前の勉強量は、それまでの8倍になります。

 

こんにちは。

中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で

入試直前に、子供がしっかり勉強できるか不安。。
まきかえせないと、多分志望校に落ちる。。

という方はいませんか?

 

しかし、そんなに焦る必要はありません。
入試直前は、それまでの8倍くらいの勉強量をこなすことが可能です。

 

本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が

 

  • 入試直前の勉強量は、それまでの8倍になる

 

理由を話します。

是非ご覧ください。

 

8倍にできます。

 

中学受験生の、受験直前、特に小学生の冬休み以降は、
それまでの約8倍くらいの勉強量が可能になってくると思っています。

 

理由は3つです。

理由は3つです。

  • スピード
  • 時間
  • 密度

の、3項目が関係してくるのです。

 

①スピード

まずはスピードです。

 

5年生のころは、10分かかっていた計算問題も、
6年生の冬頃になると、3分くらいで解けるようになっていたりします。

 

国語の文章題も焦りや集中から、
今までの1.5倍くらいの速度で読めたりします。

 

よって、6年の入試直前期では、
今まで2時間くらいだったのが、1時間でこなせたりするのです。

 

②時間

次に「時間」です。

 

天王山の夏休み。
ここで1日10時間程度勉強しているかもしれませんが、
おそらく、暑さやだるさから、7時間くらいしかできていない子がほとんどだと思います。

しかし、

直前期の焦りから、1日に12時間くらいの勉強が可能になってきます。

 

ぶっちゃけ、学校を休む子もいます。
3学期の成績は、志望校に提出しないので、ある程度サボっても大丈夫なのです(笑)。

 

 

以上のことから、
受験勉強に使える勉強が、今までよりも2倍くらいになっていると思います。

 

③密度

最後に、勉強の「密度」です。

 

5年のころなどは、ただただ塾の先生に言われたことをやっているだけの子が多いです。

基本をしっかりするためには大事ですが、
志望校が決まってから、昔を振り返ると、
「これ、習ったけど、時間の無駄だったかも…」と思うことが多いです。

 

しかし、志望校のためだけに勉強している6年の冬は、

  • 難しすぎるのは解かない。
  • 記述はあんまりやらなくてもいい。

 

など、自分にあった勉強のみができます。

 

以上によって、密度もそれまでの時期と比べて、
2倍くらいになっていると思います。

 

 

焦りすぎる必要はないです。

 

よって、スピード、時間、密度、
全てが2倍くらいの効果が見込めるとして、8倍くらいの勉強量にできます。

 

なので、今から焦りすぎる必要はないのです。

 

大切なのは、これまでのこと。

ついつい、6年の冬になると、
子供のできないことに注目してしまいます。

 

とはいえ、
入試の日にどれだけ覚えているかが、合格のために一番大事なのです。

 

焦って色んなことに手を広げると、
頭がこんがらがって、入試の日を迎えてしまいます。

 

引き出すことを重視で。

入試は、どれだけ詰めこめたかではなく、
どれだけ解答用紙に引き出せたかが点数につながります。

 

広げることよりも、引き出しを開けやすくするイメージで、
復習に徹しましょう。

 

 

今日は「入試直前の勉強量」について話しました。

是非参考にしてください。

 

今日の記事を終わります。

記事公開日・最終更新日 2020年10月7日

 

参考・引用

『子どもの一生を決める失敗しない中学受験入門』,和田秀樹,2014

 

 

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