【中学受験】落ち着きのない子供でも、受験に成功できます。

こんにちは。

中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で

うちの子、とても落ち着きがないんだけれど、受験を乗り越えられる…?

と、お困りの方はいませんか?

 

本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が、

 

  • 落ち着きのない子でも、受験に成功できるか

 

について話します。

是非ご覧ください。

 

落ち着きなくても、大丈夫です。

 

  • 学習中、ちょっとカーテンが揺れただけで、パッとそちらを向いてしまう。。
  • 飛んでいるちょうちょがいたら、それに気を取られてしまう。。

 

などなど、
注意力散漫な子供の姿を見ると、

「こんな落ち着きがなくて、うちの子受験勉強大丈夫…??」

と心配になるのは、分かります。。

 

ですが、結論から言うと、

 

  • 落ち着きがない子でも、受験は成功できます。

 


「今は落ち着きがないけど、学年が上がっていくうちに、なんとかなるだろう」
と、子供を信頼し続けてあげてください。

 

 

急にに伸びることが多いです。

実は、6年生の夏休みを超えて、


「あれ?!急に偏差値上がったな!」


と思えるのは、

こういう注意力散漫なタイプの男の子が多いです。

こういう子は、難問を解くのが得意な子がたくさんいます。

 

カーテンが揺れたらカーテンに目が行き、
ちょうちょが飛んできたらちょうちょに目が行く子は、

注意力散漫だと思われがちです。

 

しかし、

 

逆に言えば、いろいろなことに気がつきやすいです。

そのため、問題文全体にくまなく目を広げ、
散らばっている大切な要素を拾い集めて答えを導き出しやすいです。

 

上位の学校は国語・算数の問題文の文章量が多く、
文章全体を俯瞰して考える力がないと、正解できません。

そのため、難問が得意なのです。

 

一点集中の子は…?

逆に、カーテンが揺れても目をそらさず、
蝶々が飛んできても気が付かない、

そういった、目の前の狭い視野の中にしか注意が向かない子は、

今現在、自分が読んでいるところに集中しすぎて、
視野の外にある大切なことを見逃してしまうことがあります。

 

こういうタイプの子は、国語や算数の文章題で、
全体をくまなく読み終えてから考え始める習慣を身につけさせると、
急に偏差値が伸び始めることが多いです。

 

 

裏表が、あります。

 

あらゆる物事には、常に裏表があります。

 

短所は長所。長所は短所。

欠点に見えることは見方を変えると長所になり、
長所に見えることは見方を変えると短所になります。

 

例えば、「計算ミス」が多いという短所も、見方を変えると、
スピードがあるから、つまり、自分が処理できる速度以上の速度で計算しているという長所に変わります。

 

また、「字が汚い」という欠点も、見方を変えると、
「早く書くことができる」という長所とも見えます。

 

ついつい親としては、子供の短所に目が行きがちです。
そこに目が行ったときは、その裏に隠れている長所を探してみてください。

 

勉強の姿勢が雑に見える子の多くは、スピードがあって直感が働きます。

逆にゆっくりな子は、上辺だけの勉強を嫌い、納得ずくの勉強をする傾向があります。

また、「何で?何で?」としつこく聞いてくる子。指導が大変ですが、
こういう子は、自分をごまかさないという、勉強の王道を歩んでいることになります。

嘘ばっかりつく子だって実は、「こう言えばこの場を切り抜けられる」という
頭の回転の速さは持っているとみることもできます。

 

どんなに怒りたい短所があったとしても、
その裏には、確実に長所があります。

その長所を見つけてあげて、伸ばしてあげましょう。

 

是非参考にしてください。

 

今日の記事を終わります。

記事公開日・最終更新日 2020年6月10日

西村則康『共働きだからできる中学受験必勝法!』,2018

 

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