【中学受験】5年生になると、受験は急に難しくなります。【注意】
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
子供が4年生から中学受験に挑戦して、何とかやってこれそう…!
という方はいませんか?
中学受験は挑戦してみると、案外辛くなく、
良い調子で進んでいるというご家庭は、確かにあります。
しかし、
そんな方も「5年生」になると、
一気に躓くパターンが非常に多いです。
そこで本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenが、
- 5年生になると、受験が急に難しくなる話
- その解決法
について話します。
現在、小学4年生、5年生の方向けの記事です。
是非ご覧ください。
5年生になると、難易度が高くなります。
中学受験をされるご家庭の方々の多くは、
小4の冬頃まで、「意外といけそう…!」と思います。
最初の方は不安だったけど、
宿題を淡々とこなし、言われたとおりにやっていったら、何とかなっている。
このような家庭が多いようです。
ところが、
例年、4年生の2月を境に、
また、今年はコロナの影響があったのでちょうどいまくらいの時期に、
これまで順調と思っていた塾生活が一変します。
色々と、増えます。。
5年生になると、突然、大忙しになり、
今までの勉強のペースが乱れがちです。
単純に授業数で見ても、
4年生までは週2日(四谷大塚は週3日)だった通塾が、5年生からは週3日になります。
授業が増えるということは、つまり、宿題も増えます。
また、通塾の日が増えたので、宿題を短時間でやる必要があります。
4年生で「中学受験、いけんじゃん……」と感じたのは、
「まだ勉強量が少ないから」というのが真実です。
5年生になると、学習量が約1.5倍になります。
さらに6年生になると約1.5倍〜2倍に増えます。
しかも、増え方も悪いんです。
ちょっとずつではなく、5年生になったら急に増えるのです。
これは受験生にとってけっこうストレスです。
内容も、難しくなります。
4年生から5年生になると、
量だけでなく、学習の内容も難しくなってきます。
4年生の内は基礎が中心です。
算数だったら解法を暗記し、その通りにやれば、多少内容理解が曖昧でも、
答えが出ちゃう感じです。
これは、反復練習で対応できます。
また、理科や社会は授業で習ったことを丸暗記してしまえば、
テストでも高得点がとれます。
ところが5年生。
基礎知識の理解を前提とした、
「思考力を問う、考える問題」が増えるのです。
特に算数は、5年生の6月から一気に難化します。
分数や、割合の単元が登場してくるからです。
ここから、受験生の「算数マジで無理」が始まるのです。。
じゃあ、どうすればいい?
では、5年生になっても、受験生活を乗りこなしていくためには、
どうすればいいのでしょうか?
なるべく事前の対策を。
なるべく4年生の内に、対策を立てておきたいです。
5年生のカリキュラムになって、突然慌てることがないよう、
4年生の秋ごろから少しずつ準備を進めておくのです。
- 5年になったら急に、勉強量がこれまでの1.5倍に増えるらしい。
- 勉強の内容も難しくなるらしい。
この2点を普段から意識して、
家庭学習の量と質を上げていくのです。
予め備えていれば、5年生になった時に、慌てることがなくなります。
「本当の理解」が必要になる
- 宿題を終わらせなきゃ!
- ○○を覚えなきゃ!
と、何かに追われてやる勉強になりがちです。
しかしその状態だと、焦りが先回り、
じっくり考え、深く理解することができません。
4年生までだと基礎的ですが、
5年生の学習は、それだと太刀打ちできません。
「ただの丸暗記」から「納得して、理解する」に進化しなければ、
5年生以降の勉強はかなり厳しいです。
今からしっかり頭に入れておきましょう。
先を見据えて、冷静に一歩一歩進めていく事が、
中学受験の攻略に必須です。
既にきつい場合は??
既にきつい場合、すでに勉強が回らなくなり成績も落ちてきているという場合は、
早急に「正しい勉強法」を学ぶ必要があります。
今、めちゃくちゃ不安に感じているかと思いますが、
「正しい勉強法」を身につければ、まだまだ時間はあります。
5年生から通塾して、第一志望に合格する人だって、
たくさんいます。
「正しい勉強法」につきましては、
現在(2020年6月7日)、Edenが行っている、zoomを使った、無料学習相談キャンペーンから聞くことができます。
以下のURLから、詳細を是非ご覧ください。
今日は、5年生になってからの勉強について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
参考・引用
西村則康『中学受験偏差値20アップを目指す逆転合格術』2017
記事公開日・最終更新日 2020年6月7日