【中学受験】苦手分野を克服させるには「サンドイッチ法」を使いましょう

sandwich on white surface

こんにちは。

中学受験をされるお子様の中で

子供が、苦手科目の復習をしようとしない…

という方はいませんか?

子供は勉強をさせても、苦手分野については、
「嫌だ! 解きたくない」となってしまいがちですよね。

そこで、今回は、Eden代表のなおき先生が、

・苦手分野の復習を効率よく行う方法

・スモールステップで苦手を克服していく方法

についてお話しします。

ぜひご覧ください。

なぜ、苦手科目の復習がはかどらないのか

red tomato on gray concrete surface

「苦手」と感じるのは、根本原理を理解していないからです。

長年家庭教師をやっていると、「この分野が苦手なんです…」という相談をよく受けます。

算数であれば、「相似」「比」「速さ」といった分野の問題が多いですね。

そういう子に対して、根本原理を教えてあげると、
「あ、そういう解き方があるのか!」と感動されることがよくあります。

そして、その上で、何度も同じパターンを反復させていくと、
自然と解けるようになります。

「根本理解の暗記」と「反復」。

これが、苦手科目の克服のキーワードです。

しかし、そのためにはある程度、第三者のテコ入れが必要でしょう。

好きな科目と苦手科目をはさむ「サンドイッチ法」

どうしても嫌いな分野がある場合、「サンドイッチ法」というやり方をおすすめしています。

これはつまり、
『苦手な科目は得意な科目でサンドイッチする』ということです。

得意な科目を勉強させた後、苦手な科目をはさみ、
最後にもう一度得意な科目に戻します。

すると、記憶に残るのは楽しい方の「得意な科目」なので、
最後まで負担なく勉強させることができるのです。

例えば私は指導の際に、頭を使う科目の間に暗記系の科目を挟んだりして、感情的な落差を作るようにしています。

人間は感情で動くので、「面白さ」を織り交ぜて、「楽しさ」を感じながらやらせることが大事ですね。

苦手な分野はレベルを一段落とそう

「苦手な分野」については、塾の課題は少し難易度が高すぎる場合が多いです。

そうした場合は、6年生で合っても4年生の教材に戻って復習することをお勧めしています。

「今の学年のレベルに合わせなきゃ」というお母さんの焦りは、根本理解を妨げます。

基本、中学受験においては、4年、5年で習った内容からしか出ません。

算数においては、「計算」の基本ができているかを見るのがまず大事でしょう。

塾は、計算レベルがある程度までできているということを前提に授業を進めてくるので、
意外なところでこけているのに気づかない場合が多いんです。

「塾のレベルについていかなきゃダメ」というこだわりは捨てましょう!

記事公開日・最終更新日:2021年10月20日

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です