【中学受験】入学前に知りたい!私立中高一貫校の「切り捨て」と「不登校」。
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
子供が中学受験をするんだけど、私立の中高一貫校って正直、
高校に進むときの切り捨てとか、不登校とか、あるの…?
と疑問を持たれている方はいませんか?
学校のマイナス面は説明会でも話されないので、
あまり目立ちませんよね。
しかし、子供が6年間を過ごすわけですから、
学校のマイナス面も把握する必要がありますよね。
そこで本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 入学する前に知っておきたい、切り捨てと不登校
について話します。
是非ご覧ください。
「切り捨て」について。
まずは「切り捨て」について。
高校に行けない…?
私立の中高一貫校に合格し、入学すれば
特に勉強もせずに高校へ進学できると思っている方は多いのですが、
必ずしもそうとも言えません。
特に大学進学を重視している進学校。
ここは、
- 成績が悪い人
- 学校の風紀をあまりに乱している人
などを、高校への進学する段階で、
情けなく切り捨てることで、学校の偏差値を維持している場合があります。
大学付属の学校も、そうです。
付属の大学に進学できるかたどうかの以前に、
進級のたびに毎年、成績の最下層の生徒を留年にしたり、切り捨てたりする場合もあります。
私の友だちでも、私立で有名校なのですが、
中学時の入学時と、卒業時で、生徒が半分になった
という子もいました。ホントかどうかは分かりませんが(笑)。
直接、尋ねましょう。
切り捨てに関しては、
学校がなかなか表に出さない話です。
先生が答えにくい質問こそ、
文化祭などで生徒にたずねるのをおすすめします。
「中学校から全員高校に進学できるの?」と高校生に聞けば、
中3を経験してきた生徒であれば、率直に答えてくれるはず。
「不登校」について。
「中学受験を頑張って、なんとか合格!!」
でも、
- 勉強が難しい
- 友人関係が上手くいかない
などなど、不登校になってしまうケースがあります。
特に、難関校にギリギリで合格できた子は、
授業についていけず、勉強がコンプレックスになり不登校になるケースが目立ちます。
面倒見に差があります。
不登校に関しては、
面倒見の良い学校は、とことん面倒見がいいのが特徴です。
「全員、絶対に卒業させる」のを理念に掲げている学校は、
不登校の生徒の家に、校長が迎えに行くなどして、その理念を達成しています。
一方、他の学校は、一学年に10人以上不登校がいるにも関わらず、
先生側からのフォローは皆無ということも。
とはいえ、不登校についても、
説明会で先生に聞きにくいことだと思います。
これにつきましても、生徒の間の方が話してくれると思います。
生徒の距離も大切。
不登校を気にして志望校を選ぶなら、
生徒間の距離も大切です。
スクールカウンセラーが学校に常駐しているか否かも、一つの目安にはなります。
しかし、生徒は本音を心を許せる先輩や先生にしか漏らさないものです。
先生と生徒の距離が近いか、生徒間、先輩・後輩間の仲がいいか。
こういう要素も、不登校の時に面倒見が良いかどうかの、一つの観点になります。
今日は「切り捨てと不登校」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2020年7月13日
参考・引用
2018『中学受験大逆転の志望校選び 学校選びと過去問対策の必勝法55』安浪京子