【中学受験】あなたの子供は朝型?夜型?「ベストな勉強時間」を今すぐ見つけよう
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方は、
お子様が一番勉強できる時間帯
を把握しておりますでしょうか?
本記事では、中学受験業界に10年以上携わってきたプロ家庭教師Edenの居村が、
子供の学習スタイルについて話します。
お子様が集中できる時間帯を見つけましょう。
お子様はいつの時間、一番集中できるのか?
その子は朝型か、夜型か。
朝に勉強する方が良い。
その意見がもちろん多いですが、
子供によって、ベストな時間帯は違います。
普段から、お子様の勉強の姿勢を見て、
ベストな時間帯はいつか?
ということを、探っていきましょう。
「短時間で集中できる」ことがポイントです。
睡眠時間を観察しましょう。
お子様のベストな勉強時間を探すには、
睡眠時間を観察するのが手っ取り早いです。
何時に寝たか、起きたかを調べます。
寝起きのようすから、就寝と起床時間が子どもに合っていると感じたら、
それを繰り返し体験させます。
1週間ほどようすを見れば、
お子さんがどのくらいの睡眠スタイルだったら、
快適さを感じることができるのかをつかんでいきます。
朝型の場合
ではまず、子供が朝型の場合、
どういう勉強プランを日ごろから練っていけばよいのでしょうか?
まず、朝食までの5~20分を活用しましょう。
最も脳が働く時間帯に、勉強のやる気が起きるのなら、
ぜひその時間に勉強すべきです。
こういう子は、朝食までの短い時間で、
学校から帰ってきた、夕方より、はるかに成果を上げられる子が多いです。
夜型の場合
次に、夜型の場合、
どういう勉強プランを練っていけばいいのでしょうか?
こういう子は、
やりたいことをやってから勉強するタイプです。
勉強を始めやすいように、やらなければいけない課題より、
少し少なめの分量に、課題を設定しましょう。
集中に入れば、
設定より、短い時間で解けたことを体験させることができるのです。
夜更かしはNG
とはいえ、夜更かしはNGです。
そして、子どもには
「どうして夜ふかしをしてはいけないのか」を、
納得できるよう説明しておきましょう。
もしも、
約束の時間になっても宿題が残っている場合、
子どもが泣こうがわめこうが、学習を中断させ寝かせても良いと思います。
やりたいときにやるタイプ
最後に、
やりたいときが、いちばんというタイプです。
言い換えると、朝も、夜もダメという子。。(笑)
こういう子は、
毎日同じリズムでできる、
体にマッチした学習リズムを頑張って見つけるほかないです。
この時のヒントです。
それは、空いた時間をできるだけ上手に利用すること。
- 朝ごはんを食べてから学校行くまでの間
- 学校から帰っておやつまでの時間
- 夜ご飯からお風呂に入るまでの時間
などなど。
しなければいけないことの前の時間は、
集中力が、グンと上がることがよくあります。
たとえ、学習時間は短くても、子供の目で分かります。
目が「集中している」ようなら、その方法は成功といえます。
効果も期待できるでしょう。
今日の記事は終わりです。
最終更新日 2021年8月15日
参考図書
渋田隆之『中学受験 合格できる子の習慣 できない子の習慣』2013