こんにちは。
中学受験をされる、小学6年生の方は、いよいよ身が引き締まる時期になりますね。
一つ一つの模試で一喜一憂したり、
「もし落ちたらどうしよう…」
と未来の事について心配を巡らせたり、
様々な思いがあると思います。
そこで今回はプロ家庭教師Edenが、
受験シーズンということで、6年生にフォーカスを絞ってお話しますね^ ^
時間制限があるからこそ勉強を頑張れます
人には、制限がある方が才能を発揮できるということを知っていますか??
「俳句」じゃ、文字数は17文字しか使えず、しかも季語まで入れなくてはいけない
というハードルがあるにも関わらず、たくさんの名句があり、世界的にも評価されています。
作家の場合でも「何でも好きなことを、好きなだけ書いてもいいよ」という無条件の場合よりも、
ある程度、制約を受けたほうが創造意欲が湧くとされています。
例えば夏目漱石。
彼の小説は、殆ど新聞連載でした。
毎日締め切りに追われている中で、「それから」「こころ」などの大傑作が生まれたのです。
普段の勉強でも、タイマーを使って勉強した方が、プレッシャーが出てきて
集中力が増すはずです。
同じように入試についても、受験日が○○と決まっているから頑張れる部分もあるはずです。
更に過去問については、去年の合格ラインまでだと、あと○○点をとらないと
合格できないというラインが明確に分かります。
最初は、解くことで精一杯だった子供も、
切羽詰って集中力が増してくると、敏感に出題者の意図をも感じるようになってきます。
その境地までくれば、合格がかなり近づいてきているといえるでしょう。
入試が終わるまで、「合格してやろう」「絶対できるんだ」と強い意志を持てるように、
周りが励まし続けていきたいですね♪
最後に失速してしまっては、今までの努力や苦労が勿体無いですから。
中学受験をしていなければ、
先生に言われたとおりも勉強しかしてこなかったかもしれない子供が、
自分と向き合って目標を立て、
試行錯誤し、その目標を達成するために最後まで全力投球していく。
12歳の子供にとっては、本当に貴重で尊い体験なのです。
中学受験は、普段より深くこどものことを考えたり、子供と関わることができる
またとない機会です♪
二度とめぐってこないこそ、その時間を大切にしていただけたらと思います♪
記事公開日・最終更新日:7月24日