【中学受験】小学4年生は夏休みに算数を好きになりましょう!
こんにちは。
中学受験をされるお子様は、夏の暑い中、頑張って塾などに行っているのだと思います。
小学4年生は、まだ、受験直前ではないですが、
日々習う新しい単元を習得するのに、日々頑張っていることでしょう。
特に「算数」は、負担が大きいと思います。
そこで今回はプロ家庭教師のEdenが、小学4年生が夏休みに算数でやるべきことを話したいと思います。
算数を好きに!
まず、どの分野をどうやるかという問題よりも、
お子様に「算数を好きになってもらう」、少なくとも「算数への嫌悪感が無くなる」
くらいになっていただきたいです♪
なぜか?
中学受験の算数というのは、
これから3年間、最も長い時間勉強する教科であり、受験本番、最も差がつく教科なのです。
また、中学受験後も、中学校、高校で「数学」を習うと思いますが、
中学生、高校生も、基本的に英語と数学に最も時間を割いています。
なので、算数が嫌いになってしまうというのは、これからずっと学生時代、勉強を苦しいと感じてしまうことにつながるのです。
では、どのような勉強で、お子様が算数を好きになれるのでしょうか?
実感を伴わせる
まずご家庭で実践できることとして、「実感を伴わせる」ということがあります。
小学3、4年生では、例えば、少し難しい分数の四則計算があります。
それを、ケーキやピザを切ってみて目に見える形で、目に見える形で表してみる。
ということが挙げられます。
4年生では、図形の問題にも入りますので、
実際に型紙を切って立体図形を作ってみる。
など、実感を伴った指導をしてあげると、お子様が算数に親しみを覚えやすくなります。
算数だけでなくとも、理科や社会にもこれは役立ちます。
自然の成り立ち、社会の仕組み。
このようなことを日々お子様に教えてあげたり、興味を持つような機会を与えてあげるのも、まだ受験期ではない小学4年生だからこそ大事です。
夏休み、勉強だけでなく、お子様を普段いけないところに連れて行ってあげるのも、良いと思います!
計算力アップ
小学4年生が、算数を好きになるため、嫌いにならないためには、
意外にも、計算力をあげることが大事なのです。
これから、5年生、6年生になっていくと、
「私には算数できない! 嫌い!」
とお子様が言うケースがあります。
しかし実際に解法が間違っているというわけではなく、ただの計算ミスで点を落としているというケースがほとんどです。
子供というのは結果しか見ませんから、うっかりの計算ミスで、自分はできないと決めつけてしまうのです。
それは流石に勿体ないです。
なので、そんな事態を防ぐためにも、毎朝、計算ドリルをお子様に取り組ませるのをおすすめします。
基礎をしっかり復習
上記の計算と似ていますが、やはり今まで習った分野の基礎を固めることが大事です。
ちなみに、小学4年生で習う重要分野は、まだお子様は習っていないものもあるかもしれませんが、以下の通りです。
「計算」 … 分数の四則/小数の四則
「数」 … 約数/倍数/公約数/公倍数/最大公約数/最小公倍数
「特殊算」 … 和差算/消去算/つるかめ算/過不足算/植木算
(青字は特に大事なところ)
この中でも最初は特に優しい問題から解かせてあげてください。
なぜか?
子供はやはり、
楽しい→解けるようになる
よりも
解けるようになる→楽しい
の、ケースの方が圧倒的に多いです。
得意に感じるためには、正解数を増やすことが大切ですが、その際に気をつけることは正答率です。
10問挑戦して8問以上正解になれば、得意に感じる可能性があります。
できなかった1、2問も、「あっ、そうすれば良いのか!」と納得できることも大切です。
「できる子はもっと難しいことをやっている……」
と、不安に思われる方もいるかもしれませんが、大丈夫。
この時期、勉強を楽しく感じ、基礎をしっかりと復習した方が、最後の最後で伸びます。断言します。
適度に遊び、適度に学び、夏を過ごしていきましょう!
また、我々家庭教師のEdenが、中学受験で使う特殊算を全て紹介しています。
お子様が算数で困ったときは、ぜひご活用ください。
こちらからどうぞ♪
↓数例あげておきますね♫↓
記事公開日・最終更新日:6月24日