中学受験で伸びる子が意識している生活リズムのポイントとは?
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
中学受験で夜遅くまで勉強していたりするんだけど、
生活リズムって整えなくて大丈夫なの…?
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 生活リズムを整えることは、受験の基本
- 朝と夜のおすすめの過ごし方
という話をしています。
是非ご覧ください。
朝の生活リズム
学習を効率的に行うためにも、
子供の身体的な成長についても、
生活リズムを整えるのは、必須です。
まずは、朝の生活リズムから、見ていきます。
丁度良い習慣を。
朝はよく言われるように、早起きが基本です。
早起きといっても、
- 朝5時に起床。
- それから、1時間勉強。
という、
無理あるスケジュールをこなせと言っているわけではありません。
朝起きて、朝食をとり、着替える十分な時間をとっていれば、
それで大丈夫です。
もちろん、
朝にガッツリ勉強してから朝食を食べ、登校という生活リズムを作れるなら、
それがベストですが、そこまで無理しなくても大丈夫ですよ。
起床時間を決めましょう。
朝の生活リズムを考えるにあたって最初にやることは、
「起床時間」をきめること。です。
中々起きないという子は多くいますが、大人と比べても、
小学生は早く起きるのが得意なはずです。
小学生の体の回復力は凄いので、少し寝るだけで
元気一杯なのです。
起きれないのは、寝る時間が遅いからです。
適度な朝食を。
次に朝食です。
おかわりするほど食べる必要はありません。
適量食べれば、便意を催すので、
トイレに行ってから、学校に向かいましょう。
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もし、朝食をとらないと、便意を催しません。
ダブルで健康に悪影響です。
朝は実は、排せつに適した時間なのです。
朝食が食べれないという子は、
- まだ眠い(夜更かししていた)
- 食欲が出ない(夜食べ過ぎた)
です。
夜の生活リズムを見直すことです。
夜の生活リズム
次に、夜の生活リズムについてです。
夜食はNGです。
まず気を付けたいのは「夜食」。
寝る前に夜食はなるべくとらないようにしておきましょう。
夜食は、本来の身体のリズムを崩します。
成長期である夜の時期に、食べ物を入れるのはよろしくありません。
しっかりとした身体を作っていきたいです。
早く寝ましょう。
そもそも成長ホルモンは、
- 22時~2時
の間にでると言われています。
なので、早起きすれば、自然と22時くらいに眠くなるのです。
小学6年生以外の子は、まだ入試まで時間がありますよね。
そんな子に対して、夜遅くまで勉強させるのは、あんまりいいことが無いような気がします。
6年生で入試間近だとしても、
日が変わるまでには勉強を終わりにしたいですね。
そもそも夜遅くまでの勉強は脳の回転も遅く、
効率が悪いです。
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入試は朝に行われます。
というのも、
入試は朝に行われます。
しかも朝の早い時間に、国語と算数といいう得点率が高い科目が行われがちです。
6年の冬になってから朝型に変えるのは、けっこうしんどいです。
せっかく勉強をたくさんしたのに、実力を出せないまま終わりかねません。
しかも、
試験日は、2月1日のみではなく、そこから数日連続で続きます。
その時期までには、絶対に朝型になっていただきたいです。
受験を通して、学力のみではなく、正しい生活リズムも手に入れましょう。
今日は「中学受験の生活リズム」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2021年3月7日
参考・引用
『塾では教えてくれない中学受験親の鉄則』,梅津貴陽,2016