【中学受験】高学年の子の悩みは、親が注意して見ましょう。
こんにちは。
中学受験をされるお子様を持つ保護者の方で
うちの子、高学年で中学受験で戦ってるんだけど、
中々、悩みを打ち明けなくて不安…。
という方はいませんか?
本記事では中学受験業界に10年以上携わってきた
プロ家庭教師Edenの居村が
- 高学年の子の、親に打ち明けられない悩み
について話します。
是非ご覧ください。
本音を、明かしません。
子供は10歳を超えると、当然のことながら、
少しずつ思春期が始まってきます。
すると、子供は悩んでいても、
親に本音を明かさないケースが多いのです。
親はもちろん、不安です。
とはいえ、親にとっては、子供のそんな態度は、
めちゃくちゃ不安だと思います。
「受験も近いのに、何かに悩みすぎて体でも壊したら、どうしよう…」
と心配はふくらむでしょう。
独立した世界を持ちます。
思春期に入って行く子供は、
- 明日がテストなのに、スマホのゲームをしている。
- 親が子供の部屋の周りを歩くと、ドアをバタンと閉めてしまう。
- 何か一言でも注意すると、夜遅くまで動画をみている。
などなど、親には知られない、
子供の独立した世界を持つようになります。
一人で悩んでいます。
そこで、そんな悩み事を、
学校の友だちに相談しようとしています。
とはいえ、子供が住んでいる世界は、
親たち大人のと比べると、めちゃくちゃ狭くなります。
- 同級生とうまくいってない。
- 先生が合わない。
などのことは、
子供にとってのほぼ世界全てが壊れることに等しいです。
だからこそ、親は子供に何かあったら相談してほしいと思っています。
でも子供は、一人で抱え込みます。
- 多分親に言ったところで何も解決しない。
- 悩みを言ったら親ががっかりする。
- もし自分の悩みを相談したことが、親づてで他の家庭に回り、友だちが知ったらからかわれる。
などなど。
どうすれば気付くのか?
では、そんな子供の隠れた悩みを、
親はどうすれば気付いてあげられるのでしょうか?
分かりにくいです。
子供は、本音であればあるほど、
それが表面に出てくることは、あまりありません。
出てくるとしたら、
いつもとはちょっと違う行動に出てきます。
- いつもより少し食べ過ぎ。
- 食欲がいつもより少し少ない。
- 寝つきが悪そう。
- 朝寝起きがいつもより悪い。
などなど、
気を遣ってみないと見逃してしまうようなところに出てきます。
注意して、一工夫を。
親としては、子供が思春期に入りはじめたら、
注意して子供を見て、一工夫をするべきです。
例えば、よくある例としては、
LINEのメッセージ。
なんか、いつもとはメッセージが違う気がするなぁ。
何かあるのかもなぁ。
と思った時には、
「何かちょっと違うけど、どうなの?」
と、一声聞いてみましょう。
とはいえ、そんな気を遣っても、
子供は「特に」と、そっけない対応かもしれません。
なので、一言聞いたあとも、
子供の動向に意識を向ける必要があります。
今日は、「高学年の子の悩み」について話しました。
是非参考にしてください。
今日の記事を終わります。
記事公開日・最終更新日 2021年3月6日
参考・引用
『「勉強しなさい!」エスカレートすれば教育虐待』,日経DUAL,2019